GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
店舗+共有スペース付き事務所 [フラッグ]
事業主体名
株式会社さくら建設
分類
産業用の空間・建築・施設
受賞企業
株式会社さくら建設 (神奈川県)
株式会社プラネットワークス (東京都)
受賞番号
14G110915
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

FLAGはこの地域に集まるクリエイティブワーカーたちのためのスモールオフィスとして、ビルを建てる段階からトータルに考えて作られたシェアオフィスである。シェアオフィスの魅力を多様なアクティビティが交錯する場と考え、この施設内の専用部と共用部の境界を限りなくクリアに設定にした。2・3階は、集中できる個室のオフィスを配置し、廊下に対してはクリアガラスで仕切るのみとした。1階は入居者向け共有エリアのワークラウンジ、ミーティングルームと誰でも入ってこれる共用廊下を挟んだ対面には様々なニーズにこたえるショップテナントが並ぶ。建物全体が街路空間であると同時にオンデマンドに作られた働く空間となっている。

プロデューサー

株式会社さくら建設 代表取締役 大須賀幹雄

ディレクター

株式会社プラネットワークス 杉千春 高橋真奈美

デザイナー

株式会社プラネットワークス 杉千春 高橋真奈美

詳細情報

http://flag-tokyo.jp/

利用開始
2013年6月15日
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都渋谷区神宮前3-27-15

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

多様なアクティビティの交錯する街路空間を内部に取り込んだショップ+シェアオフィス

背景

小さな戸建て住宅が密集するこのエリアは、住宅を事務所やショップとして改造し働いている人々が数多く見られ、住戸間の路地や空き地が外部共用室のような感じで使われていた。その雰囲気は非常に魅力的な反面、実際には安全面等で様々な機能不全を起こしていることも事実だと思われた。私たちはそのような魅力的な外部と内部の関係性の有り様を新たなシェアオフィス空間として計画出来ないかと考え企画開発をスタートした。

デザイナーの想い

現在の社会状況の中で市民権を獲得しつつあるシェアというプログラムは供給側からすれば 不動産利用の仕組みのすり替えだとも言えるが、需要側とすればそれだけでなく、ある種の コミュニティ環境を欲しているのだとも思う。そのようなプログラムに真摯に対応する骨格を持った建築をつくろうというのが今回のテーマであった。

企画・開発の意義

小さな路面店や事務所が建ち並び、道空間が共用空間のように使われているこの街の状況の表現をデザインコンセプトとした。共用廊下は道の延長として、石畳のような舗装を内部に取り込み、その道に対して個々のテナントが路面店のように向き合うイメージである。街路空間を拡張するような仕組みを建築で作ることで更に魅力的な場になると考えた。

創意工夫

内部と外部の境界、ショップと道の境界、オフィスと道の境界、様々な境界を素材や透過度を考慮しながらコンセプトに則してデザインした。具体的には内外に続く床の荒い自然石舗装、床から天井までのクリアガラス、全体が解放出来る建具、内部外部が連続したガルバリウム鋼板仕上げ、各ショップの看板、様々なカラーのオフィス扉等々によって、内部化された街路空間というイメージが出来上がった。

仕様

主要用途・店舗7戸、事務所23戸、構造規模・鉄骨造地上3階建て、敷地面積・684.00㎡、建築面積・437.06㎡、延床面積・1199.24㎡、屋根・耐火デッキの上塩ビシート防水、外壁・クリオンライト50t張り一部ガルバリウム鋼板サイディング張り、床・外部アプローチ、内部床共ブリティッシュグレー自然石張り、ラウンジ床・チークフローリング張り、各店舗、事務所入口側間仕切り壁・透明ガラス

どこで購入できるか、
どこで見られるか

FLAG 東京都渋谷区神宮前3-27-15
FLAG(フラッグ)

審査委員の評価

クリエイティブワーカーのためのスモールオフィスである。都心部でのシェアオフィスとして空間を単純に切り分けるだけでなく、建築全体で人と人との交流がスムーズに出来そうな構成が魅力的である。お互いに見えるようガラスの仕切りが多用され、内部空間が外部まで広がっていく街に溶け込むオフィスの新しいあり方を模索している姿勢が高く評価された。

担当審査委員| 安田 幸一   高橋 晶子   廣村 正彰   山梨 知彦  

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