受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
- 概要
日清食品グループの製品開発と安全性分析の機能を有する研究施設である。グループ創業の原点である「切刃から麺が生み出される」様にインスピレーションを得た外観は、曲線状の外形と大型の鏡面横ルーバーで構成され、周囲の風景を外装に移し出す「環境と対話する建築」を実現した。内部空間では、不整形な外形を持つ平面に対し、研究室を中央部に街区状に配置することで、外形との間に外部環境との対話の場を生み出している。外周を覆う水盤やルーバーがこの空間にもたらす光や風による環境の揺らぎが、研究者の思考の開放を促す。里山の風景の中に食の世界にイノベーションを起こす「感性を刺激する建築」を実現した。
- プロデューサー
⽇清⾷品ホールディングス株式会社 代表取締役社長・CEO 安藤宏基
- ディレクター
NASCA 代表+早稲田大学 教授 古谷誠章+株式会社竹中工務店 設計部 大日方淳夫
- デザイナー
株式会社竹中工務店 設計部 金子英宏、大野友則、翁長元
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- 利用開始
- 2014年3月5日
- 販売地域
日本国内向け
- 設置場所
東京都八王子市