GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
オフィスビル [日本圧着端子製造株式会社]
事業主体名
日本圧着端子製造株式会社
分類
産業用の空間・建築・施設
受賞企業
日本圧着端子製造株式会社 (大阪府)
Atelier KISHISHITA+Man*go design (大阪府)
受賞番号
14G110900
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

圧着端子やコネクター等、接続システム製品を製造販売するグローバル企業の国内拠点となる新社屋である。内外装共に循環資源である国産の木材を多用することで、快適な執務空間を形成しつつ、素材感や色調の変化を通して、あるいは20年後に想定している外装木格子の取替えを通して、動的な建築の在り方を表現している。

プロデューサー

日本圧着端子製造株式会社 西本充広

デザイナー

Atelier KISHISHITA+Man*go design 岸下真理、岸下和代、都倉泰信、稲垣誠

利用開始
2013年7月16日
販売地域

日本国内向け

設置場所

大阪市中央区道修町3丁目4-7

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

時を、空間を、人を、想いを「繋ぐ」オフィス

背景

圧着端子やコネクター等、接続システム製品を製造販売するグローバル企業の国内拠点となる新社屋新築にあたり2010年10月に指名デザインコンペティションが行われ、我々の案が採用された。

デザイナーの想い

木格子をはじめ内外装共に多くの国産材を使用することで快適な執務空間を形成しつつ、素材感や色調の変化を通して、あるいは20年後に想定している木格子の取替えを通して、動的な建築の在り方を表現している。時を重ねるということは、そこに人々の想いを重ねることでもあり、その厚みが増していくことで、この建物は関係者のみならず、街を行き交う人々にとっても大切な存在になるものと信じている。

企画・開発の意義

既成概念にとらわれること無く、働くための空間としてより快適なものを目指すと同時に、都市部におけるヒートアイランド現象等の環境問題や日本の林業が抱える様々な問題を解決して持続可能な社会を形成していくための小さくても確かな一歩となることを目指している。

創意工夫

各階平面を4つのエリアに分割し、隣り合うエリアを半階ずつスキップさせる。床面をずらすことで螺旋状に構成された空間は、一般的には各階が層ごとに切れてしまうオフィス空間を上下階共に視覚的に繋いでいく。螺旋をふたつ重ねることで二重螺旋構造が形成され、限られた空間の中で必要面積を確保しつつ、均一でない多様な場が出現する。各階に設けたブリッジにより双方の螺旋空間を繋ぐことで多様な導線が生まれ、各エリアの使用方法にバリエーションを与えると共に、一方だけではカバーしきれない機能をバックアップすることが可能な空間構成にもなっている。現在、それぞれのエリアには開発・営業・総務など様々な部署が入り、これまでには無かった社内における新たな関係性の誘発が期待されている。

仕様

地下2階 地上8階建て 延べ床面積:8,245㎡

どこで購入できるか、
どこで見られるか

現地:大阪市中央区道修町3丁目4−7
Atelier KISHISHITA web site (対象建物の紹介ページ)
Man*go design web site (バックグラウンドで対象建物を紹介)

審査委員の評価

繊細な木ルーバーが作り出す表情が特徴的なオフィスビルである。内部にもふんだんに木材が使われていて、とても好感が持てるビルである。ファサードを大きく切り込んだスリットが外観上の特徴となっているが、同時にそこから外光を取り入れ、明るい室内空間に仕上がっている。木材の利用が、単に外装や内装といった表層にとどまらず、空間やプランを新しいものとしている点を高く評価したい。

担当審査委員| 安田 幸一   高橋 晶子   廣村 正彰   山梨 知彦  

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