GOOD DESIGN AWARD

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2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
分譲マンション [アスコットパーク日本橋人形町アトリエ]
事業主体名
株式会社アスコット
分類
住宅・住空間
受賞企業
株式会社アスコット (東京都)
受賞番号
14G100872
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本物件は、「人形町」駅徒歩2分という利便性の高い計画地に、DINKS・ファミリー層をターゲットとした総戸数18戸の分譲マンション。企画からコンセプトを創りこみ、建物やエントランスのデザイン、インテリア等ライフスタイルまで落とし込むことで、一貫した付加価値を創出。特に居室全ての天井高さを3m(一部4.1m)として骨格から差別化を図り、他にない希少性を物件に与えた。また、弊社独自のポイントセミオーダーシステムを導入することで、分譲マンションでありながら、無料で個々のライフスタイルに対応した間取り、仕様の選択を可能とし、販売時の「選ぶ楽しさ」を売りとした。

プロデューサー

株式会社アスコット 代表取締役 加賀谷 愼二/取締役 濱﨑 拓実

ディレクター

株式会社アスコット 企画開発部長 前田 朋広

デザイナー

株式会社アアル建築計画+下博文建築設計室

詳細情報

http://www.ascotcorp.co.jp/

入居開始
2013年6月28日
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都中央区日本橋人形町2-21-3

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

「江戸のアトリエ」。日本伝統美に包まれた住まいで3mの天井高さを活かして自身の暮らしを創る住まい。

背景

分譲マンションにおいて全住戸の居室の天井高さは2.5m〜2.6mが主流の中、今回企画においてその天井高さを3m(一部4.1m)に設定することで、他社との差別化を図り、その空間を活かして顧客が自身の暮らしを創れる住まいを提案した。また、江戸情緒が今尚残る人形町に建つことから、日本伝統の工芸品や伝統の柄、色をデザインにちりばめることで街に呼応させ、街の持つ雰囲気を暮らしの中に溶け込ませた。

デザイナーの想い

全ての居室の天井高さを3m(一部4.1m)とし、当社独自のセミオーダーポイントシステムを利用することで、コンセプトの「アトリエ」の言葉の通り、顧客のライフスタイルに合わせた住まいを自身で愉しんで「創れる」システムとした。江戸の風情を現代のカタチに展開する手法を工夫していく中で、現代建築のデザインの表情としても新たなファサードを創出することができた。

企画・開発の意義

インテリアにおいて、居室全ての天井高さを3m(一部4.1m)とすることで、ボルタリングや、天井まで一杯の図書館のような本棚、猫が遊ぶキャットタワー、子供が遊びまわる2段ベット等、通常のマンションでは実現できないライフスタイルを創出。住まう人が自身のライフスタイルに合わせ、各々に創意工夫を凝らしながら暮らしを創り、デザインの各所にちりばめられた江戸の情緒で人生を彩る住まいを実現した。

創意工夫

今尚老舗の店が数多く残り、職人が工房で創意工夫を凝らし、暮らしを豊かにし続ける街、人形町にあることから、「江戸のアトリエ」をコンセプトとし、外観、エントランス、インテリアに伝統の柄やモチーフを洗練された現代のカタチにして展開。外観は、現在伝統工芸品にもなっている「葛籠(つづら)」をモチーフとした。外装タイルを1200角のモジュールで縦貼りと横貼交互に配置し、葛籠の下地である竹の編み込みの表情を創り、タイルの色もこげ茶漆色とし光沢を与えることで、葛籠の持つ独特な「艶」が外装の印象となる独創的な外観を実現。エントランスは、表情に力のある杉板のコンクリート打ち放しをメインの素材とし、温もりを感じる端正な空間構成とした。窓や扉、照明に伝統の柄である「矢羽根」「市松」模様をあしらい、葛籠をアートに展開したガラスのオブジェ(漆の木の画像+竹格子)を設置することで粋の精神性を空間に与えた。

仕様

東京メトロ日比谷線「人形町駅」徒歩2分の立地に位置する総戸数18戸の分譲マンション。 敷地面積:223.09㎡。建築面積:175.19㎡。延床面積:1455.62㎡。構造/規模:鉄筋コンクリート造/地上10階。自転車置き場:36台。駐車場:1台。住戸種類2タイプ(Aタイプ:3LDK、76.95㎡・Bタイプ:2LDK、56.97㎡)。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都中央区日本橋人形町2-21-3
株式会社アスコット 開発実績:分譲マンション

審査委員の評価

天井高を高く設定して居住者の住まい方に幅を持たせるというアイデアは、シビアに事業性を重視しなければならない高層分譲マンション計画において、とても大胆な決断であったと想像され、高く評価します。今後はアトリエ空間のライフスタイルに、さらなるバリエーションを設けていくことで、高層マンションの一つのプロトタイプとなってゆくことが期待されます。

担当審査委員| 古谷 誠章   篠原 聡子   難波 和彦   日野 雅司   松村 秀一  

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