GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
集合住宅 [ザ・パークハウス 渋谷美竹]
事業主体名
三菱地所レジデンス株式会社
分類
住宅・住空間
受賞企業
三菱地所レジデンス株式会社 (東京都)
受賞番号
14G100869
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

住宅適地での開発が進み、都心における土地取得が一層厳しさを増している状況下、渋谷駅徒歩2分の一等地において、高額予算帯の購入者とは一線を画し、より幅広い方々に「都心における新しい住まいのカタチ・住まい方」を提供すべく開発した物件。事業スキームとして定期借地権(以下、定借)を用い、価格を抑えることに成功。商品としては整形でかつ可変性の高い住戸プランとすることで、「分譲・賃貸」「投資・実需」「流通性・長期保有」等、様々な対照的な要望に応えることを可能にした。また、これらの幅広い入居者を獲得することにより、従来のオフィス・商業ビル中心の街並みを一新。定住者を増やし、さらなる地域活性化に寄与した。

プロデューサー

三菱地所レジデンス株式会社 パートナー事業部 部長 小松亨

ディレクター

三菱地所レジデンス株式会社 パートナー事業部 主任 古村嘉一郎

デザイナー

清水建設株式会社 プロポーザル本部 都市開発計画室 設計長 吉田祐二/設計本部 商業・複合施設設計部 間島梓

利用開始
2014年3月
価格

29,780 ~ 62,180千円

販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都渋谷区渋谷一丁目17番6

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

新しい都心の住まいのカタチ・住まい方 〜Urban Compact Ecology〜

背景

近年、都心一等地におけるマンション開発は、一層厳しさを増している。その中で、周辺再開発が進む渋谷駅徒歩2分の一等地において、地権者の「思い入れのある土地を手放したくない」という要望と、当社の「価格を抑え、限られた一部の方々だけでなく、幅広い方にこの地に住まう機会を提供したい」という想いを両立させるべく、当社初となる「前払い地代方式定借と等価交換によるハイブリッドスキーム」のマンション開発に至った。

デザイナーの想い

若者対象のマーケットが沈滞する中で、「若い大人」をターゲットとした渋谷の街づくりが始まっている。元来の都心型コンパクト住宅の永住には限界があり、限られたキャパシティの中で、居住空間の最大化に尽力した。また、コンクリート(耐候性塗装)、ガラス、アルミというメンテナンス性の高い素材で外観を構成し、シックなデザインでありながらコストを抑え、渋谷を楽しむ「若い大人」にも手が届く、快適な空間を提供している。

企画・開発の意義

定借スキームにより、底地を地権者が所有したまま、価格を所有権物件より抑えることに成功。都心一等地における「地権者」「購入者」「事業者」全ての想いを形にするモデルケースとして構築。また、この立地ゆえ「分譲・賃貸」「投資・実需」「流通性・長期保有」等の対照的な要望に応えるべく、整形で可変性の高い住戸プランとし、コンパクト住戸の商品でありながら、永住をも見据え、維持管理費等の低減にも対応した設計。

創意工夫

整形でかつ可変性の高い住戸プランとすべく、二重床高さを250mmとし、水回りを含めた間取りの高い可変性を実現。当社の都心住宅では初めて、メニュープランにおける水回りの配置変更を提案した。併せて、コンパクトな専有面積の中で居室面積を最大限に確保し、収納性を向上させるべく、設備やスペースの峻別を行った。例えば、上がり框を設けず、玄関周りのスペースを創出することで、本物件の住戸面積帯(30〜60㎡)では少ないシューズインクローゼットを設置することができた。また、1DK、1LDKプランにおいて、LDと繋がる居室の廊下に引戸を採用し、空間の広がりを創出することで、ウォークインクローゼットも充分な面積を確保した。一方、維持管理・長期修繕費用の低減を図るべく、剥落の懸念がある外装タイルを接地階のみの採用とし、定期報告や全面打診検査の範囲を最小限に留めることを目論んだ。

仕様

構造・規模:鉄筋コンクリート造、地上18F・地下1F建て 総戸数:112戸(ほか店舗1戸) 敷地面積:770.12㎡ 延べ面積:8015.45㎡ 専有面積:32.19㎡〜64.23㎡ 間取り:1DK〜2LDK

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都渋谷区

審査委員の評価

都心部でのマンションは一般に価格面で多くの人の手に届かない。本提案では、交通至便の都心立地でありながら、定期借地権を用いた事業方式を工夫することで、価格を抑えている点、またコンパクトな間取りでありながら間口を広げることで居住性を高めている点が評価された。

担当審査委員| 古谷 誠章   篠原 聡子   難波 和彦   日野 雅司   松村 秀一  

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