GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
住宅 [四観音道の家]
事業主体名
谷田真
分類
住宅・住空間
受賞企業
井澤幸住宅設計室 (愛知県)
名城大学理工学部谷田研究室 (愛知県)
受賞番号
14G100829
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

夫婦二人と幼い娘二人のための小さな住宅。敷地は南に前面道路、北は配水管が埋設された「水道みち」と呼ばれる道路に挟まれ、都市部では貴重な二面空地が確保された場所である。また敷地南北の約4mの高低差が南から北への爽快な眺望を可能にしている。計画にあたり、この抜け感を建物内に取り入れることを考えた。敷地の高低差に合わせて単純な直方体を北側のみ地下に埋め込み、2階に配した居間は、風や視線の抜けを狙い南北に大開口を設けた細長い筒状の空間とした。

プロデューサー

井澤幸住宅設計室 井澤幸+名城大学 理工学部 谷田研究室 谷田真

ディレクター

井澤幸住宅設計室 井澤幸+名城大学 理工学部 谷田研究室 谷田真

デザイナー

井澤幸住宅設計室 井澤幸+名城大学 理工学部 谷田研究室 谷田真

詳細情報

http://sachitanilab.p2.weblife.me

利用開始
2014年4月
販売地域

日本国内向け

設置場所

愛知県名古屋市

仕様

主体構造:木造在来工法一部鉄筋コンクリート造 階数:地下1階地上2階 敷地面積134.69㎡ 建築面積46.28㎡ 延床面積103.89㎡ 軒高8.14m 最高高さ8.22m

受賞対象の詳細

背景

北に向かって崖のように高低差のある敷地。目の前には遠くの山々が広がり、都市部とは思えない眺望。古家が取り壊された時に感じたこの爽快感を出来るだけ残そうと考えた。

デザインコンセプト

風の道・呼吸する大壁・大小の居場所・交錯する視線

企画・開発の意義

南北の大開口から取り入れる光や風、室内環境を調整する珪藻土の大壁による、居心地の良い室内空間を目指した。 一人で籠る場所、皆で集う場所、まちに解放した場所など、大小の居場所を点在させ、家族の生活の様々な場面に対応できる空間を目指した。 テラスや外部ベンチが通りを歩く人との視線の交錯を誘発させ、まちとのコミュニケーションを熟成させる仕掛けとなることを目指した。

創意工夫

2階南北壁に大開口を設け、建物内外からの眺望及び採光・通風に配慮した。外部との緩衝帯および夏場の日射調整として機能させるよう、南北それぞれに庇の張り出した半屋外空間のテラスを設けた。 また、細長い居間の一部をアルコーブとし、外部からの視線が気にならない場所をつくり、ワンルームであっても開放的な大空間と天井の低い籠る場所の二つの異なる空間を同居させた。 建物の配置を西側によせ、通りを歩く人が隣家とのわずかな隙間から北の眺望を感じられる計画とした。 庭の木陰となる場所に外壁から張り出したベンチを設け、都市における縁側的な居場所をつくった。

デザイナーの想い

普通の家族が背伸びすることなく生活し、なんとなく居心地が良いと思える空間を目指した。工業製品に囲まれた材料だけではなく、作り手の軌跡が残るような、年月を経て味わいがでるような自然素材を使うことを心がけた。さらに小さな遊び心を加え、住み続けるうえで、なくても構わないけれど、あると少し楽しいような場所を随所につくった。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

愛知県名古屋市
井澤幸住宅設計室×名城大学建築学科谷田真研究室

審査委員の評価

都市部の狭隘な敷地に建つ住宅であるが、南北両面の空間を生かして細長く貫通する住空間を構成、最大限の採光、通風、視界の抜けなどの開放感を獲得するアイディアで、汎用化し得るコンセプトモデルとなっている。

担当審査委員| 古谷 誠章   篠原 聡子   難波 和彦   日野 雅司   松村 秀一  

ページトップへ