GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
躯体技術と全館空調による健康省エネ住空間 [建物躯体技術の超高気密・高断熱化で空調馬力のダウンサイジングを実現した「健康空調システム・スマートブリーズ」が叶える、健康・省エネで心地よい住空間(建具や内壁の無い可変性の高い住空間や吹抜け大空間等)]
事業主体名
三井ホーム株式会社
分類
住宅・住空間
受賞企業
三井ホーム株式会社 (東京都)
受賞番号
14G100793
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

建物躯体「プレミアム・モノコック構法」の超高気密・高断熱化と同時に空調システムを開発し、空調馬力のダウンサイジングを実現(エネルギー消費量を従来比18.5%削減)。省エネルギー性を従来よりも高め、創造性・自由度の高い住空間と健康・快適性を両立させた。特に、空調搬送ルートとなる小屋裏空間を、高性能屋根構造断熱パネルにより居室並みの温熱環境としたことで、搬送時の熱損失を抑制するとともに、業界初の加湿機能により、最適な温湿度環境の健康・快適な住空間を実現した。居住者へのアンケート調査と実測調査により、カビ・ダニ繁殖の抑制、従前の住まいと比べCASBEE健康チェックリスト評点が向上する結果を得た。

プロデューサー

三井ホーム株式会社

ディレクター

三井ホーム株式会社

デザイナー

三井ホーム株式会社

詳細情報

http://www.mitsuihome.co.jp/technology/well_breeze/

発売
2004年4月
価格

1,358,000円〜 (※「スマートブリーズ」費用(延床面積35坪の建物による試算))

販売地域

日本国内向け

設置場所

日本国内の三井ホーム営業エリア全域

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

躯体技術と空調で住まい全体を健康・省エネで心地よい空間とし、設計の自由度、開放性の高い住空間を両立。

背景

少子・高齢化や省エネ推進の社会背景より、高気密・高断熱化による健康維持増進を促す住宅が、予防医療の施策の一つとして求められている。又、建物内でのコミュニケーション促進や将来の可変性を考慮した開放性の高い空間や限られた空間を広く活用するデザインが求められており、心と体が健康で快適な暮らしと省エネを両立して実現することが急務であった。そこで、建物躯体技術と空調システムを両輪で開発することに着手した。

デザイナーの想い

少子・高齢化が急速に進み、将来の国の財源や社会保障を見据え、住宅の居住環境性能の向上による予防医療に貢献することが喫緊の課題である。躯体の断熱・気密性能を十分に高め、空調馬力をダウンサイジング、生活リズムに合わせ温湿度環境を賢く管理することで省エネも実現した。我慢を強いる省エネではなく、健康・快適を増進し、暮らし心地を高めつつ省エネ・予防医療に貢献することが、今後の持続可能な社会に必要と考える。

企画・開発の意義

常に家中が快適な温湿度。空気は新鮮で、潤いのある健康的な暮らし心地。冬場の過乾燥・過加湿を防ぎ、結露やカビ・ダニの発生を抑制できる為、予防医療の施策の一つとして貢献する。又、大きな吹抜や間仕切りの無い可変性の高い空間等、限られた空間を広く開放的に活用する自由な空間創造も両立した。ペット飼育家庭の4割以上が、夏場は一日中空調を運転しており、ペット飼育にとっても健康・省エネで心地よい住空間を提供する。

創意工夫

建物躯体の断熱性能向上と合わせて開発し、空調馬力のダウンサイジングを実現。(エネルギー消費量従来比18.5%削減) オリジナル屋根構造断熱パネルにより小屋裏ダクト空間の温熱環境を向上させ、搬送時のエネルギーロスを抑制。 業界初の滴下浸透気化式加湿器の採用により、40%前後の適度な湿度を実現し、過乾燥、過加湿を抑制。 就寝・起床・外出・帰宅などライフスタイルに合わせた時間帯別スケジュール運転により住まい手の暮らし方に合わせた省エネ化を実現。大気熱を利用したヒートポンプ式で省エネルギー性を向上させ、APF5.0の業界トップの省エネ性能で、一般的な住まいと比べて50%以上も光熱費を節約。 又、高性能フィルターの採用により、PM2.5や花粉対策も万全。 延床面積50坪以下の建物では、太陽光発電2kwの搭載で、スマートブリーズの電気料金を0円にする、「スマートブリーズ・ゼロ」を提案。

仕様

■建物躯体:屋根構造断熱パネル6インチ + 枠組壁工法2×6外壁140㎜ロックウールなど■空調システム:住まい全室を1台の室内機で対応、業界初の「滴下浸透気化式加湿機能付き」ダクト式空調。1台で7役(冷房・暖房・加湿・除湿・換気・空気清浄・脱臭)を実現。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

全国のモデルハウス
三井ホームの健康空調システム「スマート・ブリーズ」
健康・快適〜居心地もひとつの資産価値と考える〜
オリジナル屋根構造断熱パネル「ダブルシールドパネル」

審査委員の評価

木造枠組(2×4)構法による高気密高断熱住宅である「プレミアム・モノコック構法」に、建物全体を空調するシステムを組み込むことによって省エネルギーを計った住宅について、さまざまな側面から環境性能の実測や居住者のアンケートを行い、居住性能を実証した報告である。これまで、自社の物件を竣工引渡後に実測し、一般的な住宅と比較検証を行った例は少なく、貴重なデータである。この種の調査は、自社の物件に限らず、広く実施されるべきだと思われる。

担当審査委員| 古谷 誠章   篠原 聡子   難波 和彦   日野 雅司   松村 秀一  

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