GOOD DESIGN AWARD

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2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
住宅工法 [Panasonic 耐震住宅工法テクノストラクチャー]
事業主体名
パナソニックESテクノストラクチャー株式会社
分類
住宅・住空間向けの工法
受賞企業
パナソニック株式会社 (大阪府)
受賞番号
14G100787
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

木構造に鉄骨素材を組合せる事で、日本の気候・風土に適した木造住宅の魅力を損なう事無く、住宅の強度とプランの自由度を飛躍的に高めた工法である。曲げ方向に力がかかる梁には曲げ強度の高い鉄骨を組み合わせ、圧縮方向の力がかかる柱には圧縮強度の高い木材を使用、木造でありながら地震に強く、また在来木造では限界があった大空間も構成できる。また、地域に根ざした住宅産業・地場工務店の支援を目的とし、施工がし易く、品質も保証出来る構造・工法を確立した。戸建住宅を中心に、小規模集合住宅や公共住宅にも対応可能である。

プロデューサー

パナソニックESテクノストラクチャー株式会社 社長 松本雄太郎

ディレクター

パナソニックESテクノストラクチャー株式会社 石崎広文、久門直樹、中川敏、松川武志、君島穣

デザイナー

パナソニックESテクノストラクチャー株式会社 早樋努、加藤正章、引野直人

詳細情報

http://panasonic.co.jp/es/pestst/techno/monogatari/

発売
1995年4月1日
販売地域

日本国内向け

設置場所

沖縄を除く日本全国

仕様

テクノビーム4.5仕様 [1]木部:105mm×45mm×長手方向1m〜6m(上下に1対)[2]木部と接合する鉄部:短部幅100ミリ×長手方向1m〜6m(t=4.5mm)[3]上記鉄部と接合する鉄部高さ200ミリ×長手方向1m〜6m(t=4.5mm)[2]と[3]で鉄骨部はH鋼方をなす。

受賞対象の詳細

背景

日本人の一番住みたい家は7割強が在来木造住宅であるにもかかわらず、工業化住宅は別として、多くの地場工務店では木造住宅に不可欠な高度な継手加工技術を有した職人が年々減少。10数年後には半減すると予想されている。高度な熟練技術が不要で施工がし易く、品質も保証出来る構造・工法が人的資源の不足に悩む地場工務店から要望されていた。

デザインコンセプト

木造住宅の良さを残しながら、鉄との融合で強度的弱点を克服、職人熟練度に頼らない工法の確立と展開

企画・開発の意義

木材(JAS規格で規定)と鉄(JIS規格で規定)という規格違いの部材の組合せは心配する向きも多かったが、各種実験や試験を通じて心配点をすべてクリアーし、むしろ「異なるものの組合せで」「新しい価値を創造」出来た。まさしくビールではないが、「第三の工法」と言われる所以である。構造体(梁)としての木材と鉄のハイブリッドは完全なオリジナルであり業界初であった。

創意工夫

●木材と鉄は線膨張係数も異なり、「合体」させて使用するものではないとの既成概念を、各種実験や試験を通じて打破、それぞれが強みを発揮し弱みを補う理想的な組合せを実現 ●鉄骨はメッキ仕上げ、木材は上級種の集成材に拘ることで、住宅の構造材という住まい手には見えない部材であっても、堅牢性と先進性、審美性を追求

デザイナーの想い

●1.災害に負けないための構造性能、2.強度を長く保ち続ける耐久性能、3.住まう人がいつまでも快適に過ごせる環境性能●3つの基本性能を実現させ、且つ日本の風土・気候に適した在来木造住宅の魅力を損なわないこと。それにより地方の住宅文化・産業の発展せしめ、次世代の職人支援と育成を目指す。また国産材の積極活用や江戸間、京間、九州間等の地域モジュールへの対応可能な工法とし文化の伝承にも寄与したい。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

沖縄を除く日本全国のテクノストラクチャー工法取り扱い工務店
テクノストラクチャー公式ホームページ
テクノストラクチャー開発物語

審査委員の評価

木とスチールを合わせたテクノビームを使用した本工法は以前からある工法であるが、それなりの実績を積み重ねている。在来の技術と最新の技術を無理なく組み合わせた点やそれによって、現代の住生活にみあった大空間を得られる点などが評価できる。また、それらが構造計算上での確認されている点も評価できる。集合住宅での使用の可能性にも言与しているが、その場合防火や耐火などの性能が仕上げ材など組み合わせて示されるとさらに汎用性を得られるだろう。

担当審査委員| 古谷 誠章   篠原 聡子   難波 和彦   日野 雅司   松村 秀一  

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