GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン・未来づくりデザイン賞

受賞対象名
車椅子 [エムシーエックス]
事業主体名
橋本エンジニアリング株式会社
分類
個人用の移動機器・設備
受賞企業
橋本エンジニアリング株式会社 (静岡県)
受賞番号
14G090722
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

世界トップレベルの技術が集結するオートバイ発祥の地、浜松。浜松の技術集団が、匠の技を結集して作り上げた究極の車いす「MC-X」が誕生。レーシングカーデザイナーによる斬新でスタイリッシュなデザインを採用し、世界最軽量を目指すために軽量強度部材を適材適所に採用するマルチマテリアル技術を車椅子で初めて採用。マテリアルプロによる技術指導と浜松が誇る匠の技術の融合により高強度、耐食性、耐衝撃性等の多機能化を実現し、超軽量化と高剛性化を見事に両立させた。

プロデューサー

橋本エンジニアリング株式会社 代表取締役社長 橋本裕司

ディレクター

橋本エンジニアリング株式会社 介護福祉事業部 大城徳彦

デザイナー

株式会社ファンクアートデザイン 代表 宮津誠一

詳細情報

http://www.hashimoto-eg.com/pc/

発売予定
2014年12月1日
価格

350,000 ~ 450,000円

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

高齢者に「乗る喜び」を感じてもらえるような、アクティブで世界に通用するデザインの車椅子を開発する。

背景

現在、日本は超高齢社会を迎えているが、合わせて少子化による介助者の減少で、老老介護や単身高齢者が増加傾向にあり、高齢者の自立支援が出来る仕組みつくりが必要になっている。しかし既存の車椅子はデザインも昔から変化が少なく、また重量も重いため高齢者にとっては扱いに大変な労力を必要とする。そこで高齢者の自立を促すために、スタイリッシュなデザインと、取り扱いが楽になるための超軽量車椅子を開発する。

デザイナーの想い

車いすは長時間使用するものであり、その重量は移動や持ち上げる際に使用者に大きな負担となる。車いすのフレームの断面矩形を大きくすることでマグネシウムの軽量特性を最大限に引き出し、軽量で使用者の負担を軽減できる車いすを目指した。また、使用者の車いすの外出が楽しくなるファッションの一部となるような車いすとなるように心掛けデザインをした。

企画・開発の意義

高齢者の、健康で自立した生活環境を整えるために、身体機能が低下した高齢者には必要不可欠な車椅子を、スタイリッシュなデザインで、取り扱いを非常に楽にするための超軽量化を行い、車椅子に「乗る喜び」を感じてもらい、自らの意思で活動したくなるような車椅子を完成させる。

創意工夫

軽量新素材を採用した「マルチマテリアル(マグネシウム、CFRP、チタン)」による超軽量車椅子の開発をするため、輸送機器産業に強い浜松産業界の量産技術と、浜松地域新素材事業化研究会で開発した新成形技術を活用して、本事業の技術開発である超軽量構造、低加工コスト化を実現可能とする。オートバイの町浜松が培ってきた二輪工学設計技術を応用した最新構造「Mgボックス・フレーム」を採用しメイン基材を軽量新素材「マグネシウム(Mg)」で実現した。

仕様

マルチマテリアル製車椅子のMC-Xは、今までにない躍動感あふれるデザインを採用。世界最軽量を目指し、メインフレームにはレーシングバイクで採用されているBOXフレームをマグネシウム素材で採用し、表面にはディンプル加工を施し強度と軽量化を実現。ホイールはCFRPコンポジット素材を採用し強度と量産性を両立。シャフトはチタン合金を採用。サイズ奥行79cm、横幅58cm、高さ70cm、重量6.1kg

どこで購入できるか、
どこで見られるか

国際介護福祉機器展HCR2014
橋本エンジニアリング株式会社

審査委員の評価

世界最軽量をめざした、骨髄損傷による歩行困難なひとのための車イスである。上半身はしっかりしているからこの車イスをまるで自分の足のように一体化させねばならない。軽量化は必須であるが、同時に強度や耐久性、衝撃性もクリアせねばならない。この課題を見事克服したのが、長年オートバイ製造で鍛えた地域の匠の技術と、素材開発研究チームとの協働である。このことが嬉しい。

担当審査委員| 山田 晃三   根津 孝太   羽藤 英二   原 研哉   森口 将之  

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