GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
照明付避難誘導サイン柱 [避難誘導システム(スタンダードタイプ、フラットタイプ、ハイポスタイルタイプ)]
事業主体名
ヨシモトポール株式会社
分類
公共用の機器・設備
受賞企業
ヨシモトポール株式会社 (東京都)
受賞番号
14G080701
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

避難誘導システムは、津波などの災害から迅速な避難を実現するため、避難誘導サイン(導光板サイン)や誘導灯を用いた避難誘導を行うシステムです。 太陽光発電やリチウムイオンバッテリーなど独立電源システムを備え、停電時や悪天候などでも、4日間稼働して避難行動を支えます。 支柱は、独自のレール型のジョイントを備えており、避難誘導サインを任意の高さや角度に設置することができ、避難ルート上に柔軟に機器を設置することが可能です。 1本の柱に機能をまとめることで、防災の整備に限らず、日常風景をつくる景観の整備にも力を発揮し、機能と美しさを兼ね備えた、防災型景観ポールを実現しています。

プロデューサー

ヨシモトポール株式会社 常務取締役 鈴木幸男

ディレクター

株式会社ジイケイ設計 取締役部長 入江寿彦

デザイナー

株式会社ジイケイ設計 上田孝明

詳細情報

http://www.ypole.co.jp/pole/bousai/bousai2013.html

発売予定
2014年7月1日
販売地域

日本国内向け

仕様

支柱材料:熱間押出法による形鋼(一般構造用圧延鋼材)レール式ジョイントに対応する断面形状 搭載機器:避難誘導サイン(LED導光板)/LED照明器具/独立電源(ソーラーパネル、リチウムイオンバッテリー) 全高:約4500mm

受賞対象の詳細

背景

東日本大震災を境にこれまでより一層、災害に対する安全性への希求が高まっており、将来的な南海トラフへの対応においても、災害時に避難誘導システムが重要なことが認識されてきました。今後は日常と非日常の両側面を考慮し、機能性だけではなく、景観性を重視した避難誘導システムが必要と考えました。

デザインコンセプト

景観に配慮した日常の機能と、防災機能をあわせもつ、「防災型景観ポールのまちづくり」を実現する。

企画・開発の意義

防災機能にとらわれがちな防災製品に対して、都市景観に配慮し、美しいまちづくりに寄与する製品として、「防災型景観ポール」を提案します。サイン柱から照明柱など、機能別のラインナップを統一されたデザインで提供することで、まち全体のトータルな整備を考慮しています。また、特徴の異なる3タイプのデザインを取り揃えており、地域の特色や、設置状況に合わせて対応できます。

創意工夫

支柱に熱間押出の形鋼を採用し、システムの機能と構造的な強度と審美性を追求しています。全製品に共通のレール式ジョイントを採用し、どのタイプでも同じジョイント金具によって、必要な高さや方向に導光板パネルを、柔軟に取り付けることができます。この重要接合部を担うジョイント金具は、施工性を考慮した蝶番型で、ステンレス鋳造により、接合の精度や耐久性が優れています。 システムデザイン面では、まちのトータルな整備と様々な災害を想定した避難ルートを照査し、過不足のないアイテムを選定してシステムを構築しています。デザインのバリエーションとして柱形状の異なる3タイプを設定し、景観の性質や街路の状況に合わせた選択が可能です。特にスタンダードタイプは、ソーラーパネルの背面にリチウムイオンバッテリーやコントローラーを組み込むことで、柱本体が軽快に見えるようにデザインしています。

デザイナーの想い

これからのまちには、自然災害からの避難行動を想定した防災力向上が急務です。また、防災機能のみならず景観性の向上に寄与する資材が求められています。 「安全に逃げる」こと、「まちを美しくする」ことをサポートする、新しいストリートファニチャーを考えました。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ヨシモトポール株式会社 営業部
ヨシモトポール株式会社WEBサイト

審査委員の評価

災害時の避難誘導サインは、そのもの自体が堅牢なつくりでなくてはならず、かつ独立した電源供給システムにより有事の際に効果を発揮しなくてはならない。その意味で本製品は四方に突起断面を持つ熱押型鋼を支柱とする防災型システムポールであり、構造材としての有用性のみならず多面的なサイン表示を可能としている。またポール上部にバッテリーとコントローラーを内蔵したソーラーパネルをセットすることで、夜間時の誘導照明やサイン表示を実現するなど、徹底的に防災に配慮した開発コンセプトを評価した。サイン盤や照明ポールなど街路具としてのデザインバリエーションも豊富であり、今後の普及が望まれる。

担当審査委員| 朝倉 重徳   池村 明生   田子 學   樋口 孝之  

ページトップへ