GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ブックトラック [ブックトラックAT]
事業主体名
株式会社イトーキ
分類
公共用の機器・設備
受賞企業
株式会社イトーキ (東京都)
受賞番号
14G080693
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

図書館で書籍を運ぶためのブックトラック。従来商品は4隅にキャスターが配置されているが、書籍満載時に動かしにくいという声が多い。ブックトラックATは、大八車をヒントに中央2ヶ所に大径車輪を配置することで、書籍満載時に軽い操作力(当社比:30%ダウン)を実現した。また、大径車輪を中心に回転するため、旋回性能が向上し、狭い通路の移動もスムーズになった。デザイン面でも、ホワイトを基調としたカラーとフラットパネルというシンプルな構成で、どんな空間にも馴染み易いものとなっている

プロデューサー

株式会社イトーキ マーケティング本部商品開発統括部プロダクトデザイン室 櫻井多弥男

ディレクター

株式会社三上建築事務所 代表取締役所長 益子一彦

デザイナー

株式会社イトーキ マーケティング本部商品開発統括部プロダクトデザイン室 佐藤宏樹

詳細情報

http://www.itoki.jp/catalog/

発売
2014年3月1日
価格

76,000 ~ 86,000円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

女性でも動かしやすい機能を持ちながら、建築物や他の家具に合わせやすいシンプルなデザイン

背景

図書館は増設の傾向にあり、その在り方も親しみやすい雰囲気のものなど変わってきている。しかしその図書館内で使用されているブックトラックは、昔から変わらず、建物になじまないデザインものが多いのが現状である。また移動回数を減らすために100kg以上の書籍を載せることも多く、女性が多い司書の方は動かしにくく困っている。

デザイナーの想い

書籍を毎日運搬する司書の負担を少しでも和らげるために開発した。中央に設置した大径車輪を特徴としてアピールしつつ、全体をシンプルに構成している。図書館を使用する人、運用する人の両方が気持ちよく過ごせるためによう目指した。

企画・開発の意義

司書の方は一日何度も書籍の運搬を行っており、その負担は非常に大きいと聞く。その負担を少しでも取り除くことを目指した。 また、内装や家具に馴染み易いデザインにすることで、図書館ユーザーにもその空間を気持ちよく使用してもらいたいと思っている。

創意工夫

・高い操作性と走行性を実現 大八車の発想からφ300mmの大径車輪を中央に設置し、且つ4隅のキャスターを浮かせることで、書籍が満載時でも軽い操作力(当社比:30%ダウン)で動かせるようになった。また、大径車輪2ヶの車輪はその場での小回りが利き、狭い通路の移動もスムーズ。 ・負担を軽減する棚の高さ 最下段の棚板を高めに設定し、作業時にかがむことなく、足・腰への負担を和らげる。 ・シンプルなデザイン構成 車輪を中央に配置し動きやすさをアピールしつつ、本体部はホワイトを基調としたシンプルな構成にし、どんな空間にも馴染み易いデザイン。

仕様

両面傾斜2段仕様:W900×D460×H1050 両面傾斜3段仕様:W900×D460×H1200

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社イトーキ 東京ショールーム
株式会社イトーキ 総合カタログ2014-2015

審査委員の評価

まとまった書籍というのは実に重い。図書館員は移動回数を減らすため一度に多くの書籍をブックトラックで運ぶという。そこで,4隅のキャスターのほかに,中央部に大径車輪を配置して問題解決をはかった。同様の構成は配膳車など他のジャンルにもみられるものであるが,ブックトラックを操作するにはきわめて有効にはたらく。始動時操作を軽くし,旋回性を高めることで,日に何度も行う運搬を図書館員の負担を大きく軽減する意義は大きい。コンセプトが立てられたあと,現場視察を重ね試作品評価を行って使いやすい製品として実現したことがうかがえる

担当審査委員| 朝倉 重徳   池村 明生   田子 學   樋口 孝之  

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