GOOD DESIGN AWARD

閉じる
キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
採血用穿刺針 [ファインタッチ ディスポ]
事業主体名
テルモ株式会社
分類
研究・教育・医療用の機器・設備
受賞企業
テルモ株式会社 (東京都)
受賞番号
14G070591
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

医療機関では、入院中の患者に対し、看護師が指先に針を刺し血液を出して、血糖測定器で測定することがあります。「メディセーフ ファインタッチディスポ」は、そういったシーンに使用する、穿刺器具と針が一体となったディスポーザブルタイプの穿刺針です。針太さは30Gと細く、針深さが選べるよう、0.8mm(ピンク)、1.5mm(ブルー)の2種類を用意しました。使い方は、保護キャップを外す→穿刺→廃棄までわずか3ステップで非常に簡単です。針先は独自の刃面構造で痛みに配慮し、使用後は針が露出しない構造のため、安全に廃棄できます。在庫スペースや廃棄物を削減するためにコンパクト設計を実現しました。

プロデューサー

テルモ株式会社 ホスピタルカンパニー DM・ヘルスケア事業 プレジデント 古賀正康

ディレクター

テルモ株式会社 デザイン企画室 室長 上野正吾、ホスピタルカンパニー DM・ヘルスケア事業 西内大祐

デザイナー

テルモ株式会社 デザイン企画室 井尻朋応

詳細情報

http://www.terumo.co.jp/consumer/products/healthcare/mds/fd15030.html

発売
2014年1月18日
販売地域

日本国内向け

設置場所

医療機関

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

医療現場での安全性、多忙な業務における使いやすさ、痛みへの配慮、廃棄容量を削減するコンパクト設計

背景

医療機関での感染防止意識がますます高まる中、穿刺器具と針が一体化した使いきりタイプの採血用穿刺針を企画・開発しました。感染リスク低減、院内採血の安全性向上に貢献します。

デザイナーの想い

コンパクトで小さいため、持ちにくい・扱いにくいということがないように、ボタンを押したりすることなく、先端を押し当てるだけで使えるように設計しました。さらに、押し当ての際に、指が滑らないように段差を設け、ねじるだけで保護キャップが外れるように突起を設けました。

企画・開発の意義

・本製品は先端を押し当てるだけで穿刺でき、失敗が少ない構造です。わずか3ステップで使用可能なため、看護師の業務効率改善に貢献します。 ・針太さは30Gと細く、独自の刃面構造で浅く穿刺し、患者の痛みを和らげるように配慮しました。 ・在庫スペース、廃棄容量を削減するコンパクト設計で、医療廃棄物にかかる医療機関の廃棄コスト削減に貢献します。

創意工夫

・院内採血の安全性向上に貢献します。 (穿刺器具と針が一体化した使い切りタイプ。針が露出しない構造で、針刺しリスクを低減。) ・使用手順はわずか3ステップで、手間・注意点を削減しました。 ・押し当てるだけの簡単操作で、失敗による時間、コストの無駄を省けます。 ・幅広でねじりやすい形状の保護キャップにし、外しやすさに配慮しました。 ・医療現場での識別性に配慮し、目立つ色を採用しました。 ・細い30ゲージ針を使用し、針の深さは2種類から選べます。 ・独自の刃面構造を採用しました(ナノパスと同じアシンメトリーエッジ)。 ・皮膚に触れる部分を細くし、刺したい部分に穿刺できるようにしました。 ・針がまっすぐ進む設計です。 (針のブレによる痛みに配慮し、直線のレールの上を針がまっすぐ進むように設計。) ・廃棄物の容量は従来品(一体型ではないタイプ)と同等です。

仕様

・本体長さ45mm/幅12mm/厚さ8mm ・針の太さ:30G/針の深さ:0.8mm(ピンク)、1.5mm(ブルー)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

テルモ株式会社ホームページ
一般のお客様向け商品情報

審査委員の評価

コンパクトな形状であると同時に、持ちやすさと、シンプルな操作感を備えている。針が露出しない構造を採ることで、針刺しリスクを低減している。針形状はアシンメトリーエッジとすることで、痛みも軽減されている。合理性とユーザーフレンドリーの両立に成功している。

担当審査委員| 安次富 隆   内田 まほろ   重野 貴   田川 欣哉  

ページトップへ