GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
フットスイッチ [GSシリーズ]
事業主体名
大阪自動電機株式会社
分類
開発・生産・製造用の機器・設備
受賞企業
大阪自動電機株式会社 (大阪府)
受賞番号
14G070544
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

医療用機器をメインに産業用機器や娯楽用機器など幅広い分野、用途に使用される足踏み式スイッチ。 両手が他の作業でふさがっている場合でも機器の操作が可能になる。顧客が求めるシステムに応じて、内蔵スイッチの特性、構造やペダル数等の要素を様々に組み合わせることにより仕様は多種多様となる。

プロデューサー

大阪自動電機株式会社 与田彰

ディレクター

株式会社リバーデザインフィールド 河原修治

デザイナー

株式会社リバーデザインフィールド 河原修治

詳細情報

http://www.ojiden.co.jp

発売予定
2015年2月
販売地域

国内・海外共通仕様

仕様

・本体:PBT樹脂 ・ジョイントパーツ:アルミダイカスト合金 ・サイズ:72(W)×125(L)×36(H) ・重量:約150g ・保護等級:IP28相当 ・動作特性:モーメンタリー ・耐荷重性:静荷重約1350N/min ・耐久性:機械的寿命1,000,000回以上 ・対環境性:耐候性が良く耐薬品性 ・IEC6060-1準拠 ・Rohs対応

受賞対象の詳細

背景

従来のフットスイッチは機械的な信頼性や耐久性等には注力してきたが、それ以外の要素にはやや無頓着な状態だったと言える。組み合わせて使用される医療機器等のデザインの進化に追随するためにはそれ以外の要素、例えば女性ユーザーや患者に対する配慮、使い心地の良さ等にも注力していく必要がある。海外のフットスイッチにはその水準に達しているものもあり、それらに取って代わられる危機感も新規開発の一因となっている。

デザインコンセプト

スマートな共存。多種多様なニーズ(仕様、環境等)への対応や、相手機器との協調をスマートにこなす。

企画・開発の意義

システムとユーザーの接点に位置する製品として、それがユーザーに与える印象は決して小さくない。 確実に動作し、使い心地がよく、外観的、仕様的にもシステムや使用環境にマッチする製品をデザインすることで、相手機器の信頼性や付加価値を大きく引き上げるだけでなく、使用現場に携わるすべての人々に快適な環境を提供する事ができる。

創意工夫

多種多様なニーズに対応できるよう、ジョイントパーツによって任意の数の基本ユニットを連結、増設していけるシステムを考案。 ジョイントパーツも3種類用意し、使用環境や用途に応じて使い分けられるようにしている。 基本ユニット単体でも、連結した状態でも、異なるジョイントパーツを混在させた状態でも破綻のないデザインとなるよう留意した。どんな機器、環境ともマッチしやすい様にシンプルで控え目な外観をしているが、低く踏みやすいペダル形状や、視覚的、触覚的に(素足や底の薄いスリッパで使用する場合もある)踏むポイントが分かりやすい特徴的な突起、単体状態と連結状態で変わらないペダル高さ、ピクトやインジケータ等を配置できる独立した表示エリアなど、ユーザビリティに配慮したデザインとなっている。また、材質を見直して操作音や触感、軽さ、清潔感、親しみやすさ等の使い心地に対する配慮、耐久性や対環境性の向上にも努めている。

デザイナーの想い

それ単体ではシステムとして成立せず、他の機器と組み合わされて初めてシステムが完結する本製品。更に言えばシステムの主体は相手機器であり本製品はあくまで脇役の立場にある。 しかしながら人とシステムの接点という重要なポジションを担っているのも事実であり、デザインによる効果、影響は大きい。名脇役に徹することで主役をより一層引き立て、更には使用環境全体の価値を向上させる、そのような製品になれたら良いと思う。

審査委員の評価

複数のフットスイッチを直列に連結できるパーツ、踵を軸にスイッチの踏み替えをしやすくする円弧状の連結パーツ、隔壁を設けて誤操作防止できる連結パーツの3種類のジョイントパーツにより、使用者が求める操作方法に柔軟に対応できるよう考えられている。その他にも、ピクトやインジケータを配置できる独立表示エリアを設けたり、ケーブル用の穴を後加工で自在に設けられるよう設計されていたりと、様々な機器との組み合わせにフィットする最小限度のデザイン要件で作られているため、シンプルで汎用性の高いフットスイッチに仕上っている。

担当審査委員| 安次富 隆   内田 まほろ   重野 貴   田川 欣哉  

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