GOOD DESIGN AWARD

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特別賞
企業情報
CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

受賞対象名
4K超短焦点プロジェクター [4K超短焦点プロジェクター LSPX-W1]
事業主体名
ソニー株式会社
分類
個人・家庭向け情報機器およびその周辺機器
受賞企業
ソニー株式会社 (東京都)
受賞番号
14G050384
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

リビングなどの日常空間に新たな体験「Life Space UX」を創造する第一歩として、これまでにない映像体験を提供する4K超短焦点プロジェクターです。最大147インチの大画面映像を壁に投影でき、普段は何もない壁を全く別の世界に変え、あたかもそこにいるかのような没入感と迫力の映像体験が得られます。特殊な工事は不要で、壁際に設置するだけで臨場感あふれる大画面映像を楽しめます。家具モジュールを基本としたサイズと、水平・垂直を基調としたシンプルなデザインにより、インテリアに違和感なく溶け込む佇まいを目指しました。本物にこだわった質感は、投影しているときもしていないときも、所有する喜びを提供します。

プロデューサー

ソニー株式会社 Professional Services TS事業準備室

ディレクター

ソニー株式会社 クリエイティブセンター 田幸宏崇

デザイナー

ソニー株式会社 クリエイティブセンター 辻田裕介

詳細情報

http://www.sony.co.jp/Products/4k-ultra-short-throw/

発売予定
2014年9月
価格

50,000$

販売地域

国外市場向け

設置場所

米国

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

インテリアにすっと溶け込むように、共生をテーマに設計された空間と調和するプロダクト。

背景

住空間における新たな価値を創造したいと考え、リビングでの快適な過ごし方を構成する要素に注目。日常の壁を活用し別の世界を出現させ、場の雰囲気や空気感まで変え感動体験を提供するという発想に至りました。この体験を実現するため、リアリティを最大限に表現する4K映像技術と、映像を遮る影を心配することなく日常生活の中で楽しめる超短焦点技術を開発・搭載。空間の佇まいを崩すことなく壁に大画面を出現させられます。

デザイナーの想い

目指したのはエレクトロニクスとインテリアの融合です。これまで建築と人の中間に存在するものは家具でした。空間と調和し、かつ日常と非日常の体験をつなぐ4K超短焦点プロジェクターは、家具とはまた違うかたちで建築と人との中間にある新しいメディア(媒体)になると考えています。投影しているときも、していないときも、しっかりと価値を感じていただけるデザインを心がけています。

企画・開発の意義

4K超短焦点プロジェクターはリビングなどの日常空間に新たな体験「Life Space UX」を創造します。空間の佇まいを崩すことなく大画面映像を映し出すことで、普段は何もない日常の壁を全く別の世界に変え、あたかもそこにいるかのような没入感と迫力の映像体験が得られます。映像を映していない時は、まるで家具やオブジェのように空間に調和し、体験に見合った価値を感じさせるデザインにしています。

創意工夫

インテリアとの親和性を高めるため、超短焦点プロジェクター、2chスピーカー、AVラックをモジュール化し、水平に配置する構成にしました。また、設置される空間を意識し、スレートを積層した造形としました。この構造は、吸排気、スピーカーの音抜け、無線と赤外線の透過といった機能を内包しています。さらに、起動時に開く天板は、プロジェクターの光源やレンズを隠し、視聴者の映像への没入感を高める効果があります。筐体には無垢のアルミ材を使用しており、研ぎ出された端面は、周囲の環境をほのかに映しこみます。艶を抑えた白は、従来のAV機器とは異なる、柔らかな印象を演出しています。

仕様

プロジェクションユニット 表示素子:SXRD 0.74型x3 外観材質:アルミ/スチール 外寸:1100x256x535 質量:約51.5kg、スピーカーユニット 外観材質:アルミ/木材 外寸:200x265x535 質量:約9.7kg、キャビネット 外観材質:アルミ/木材 外寸:600x265x535 内寸:573x190x496 質量:約21.5kg ※寸法:幅x高さx奥行、単位mm

どこで購入できるか、
どこで見られるか

4K Ultra Short Throw Projector商品情報
デザインが生まれるまでのストーリー 4K Ultra Short Throw Projector

審査委員の評価

超短焦点レンズを駆使した4Kプロジェクターである。普段の壁面が巨大なスクリーンとなり、リビングがシアターへと変容するその一瞬が、この製品を所有する人の大きな喜びとなるであろう。そのためには、普段の佇まいはあくまでも高品位なインテリアプロダクトでなくてはならず、モダンでシンプルな造形は細部に至るまで配慮がなされている。それはフォルムに留まらず、素材の選定、仕上げの完成度、さらには各部動作の滑らかさにまで及び、デザイナーとエンジニアが価値観と目標を高次元で共有し開発を進めた証しであろう。

担当審査委員| 櫛 勝彦   色部 義昭   鈴木 元   松井 龍哉  

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