GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
インクジェットプリンター [PIXUS iP8730]
事業主体名
キヤノン株式会社
分類
個人・家庭向け情報機器およびその周辺機器
受賞企業
キヤノン株式会社 (東京都)
受賞番号
14G050375
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

気軽に大判写真プリントを楽しみたいユーザーに向けた、L判から六切、四切、A3ノビまでの多彩な用紙サイズに対応したエントリークラスの大判写真プリンタ。グレーインクを含む6色インクの搭載や、写真プリントに理想的な背面給紙を採用することで高画質プリントを実現した。使い勝手の良い軽量・コンパクトな本体サイズと、Wi-Fi搭載により設置場所の自由度を高めたり、文書印刷の実用性を確保することで、家庭での使いやすさにも配慮した。シンプルな機能と使いやすい操作性で誰でも気軽に本格写真プリントを楽しめる大判写真プリンタである。

プロデューサー

キヤノン株式会社 取締役 インクジェット事業本部長 大塚尚次

ディレクター

キヤノン株式会社 総合デザインセンター 所長 石川慶文

デザイナー

キヤノン株式会社 総合デザインセンター 中西弘樹

詳細情報

http://cweb.canon.jp/pixus/lineup/a3/ip8730/index.html

発売
2014年2月
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

大判写真印刷をもっと手軽に身近に実現するA3ノビ対応高画質フォトプリンタ

背景

スマートフォン等では撮影できないワンランク上の写真を求める写真愛好家の増加により、デジタル一眼レフカメラ、ミラーレス一眼カメラの普及が進んでおり、大判の写真プリントに挑戦したいというニーズも高まっている。一方、A3以上の写真プリンタは専門家向けのものが多く、写真プリント初心者が使いこなすにはハードルが高かったり、家庭での一般的なプリントには不向きな点も多かった。

デザイナーの想い

写真を撮影して終わりにするのではなく、大判プリントすることによって、デジタル写真への意識も変わり撮影スキル向上への意欲も湧いてきます。プリントすることで、今まで撮ってきた写真が「作品」へと変化することを一人でも多くの方に気付いてもらえたらよいと思っています。そのような写真との関わり方をたくさんのユーザーにもっと手軽に体験してもらえるきっかけとなるようにトータルにデザインしました。

企画・開発の意義

自分が撮影した写真を大判プリントすることで、小さな液晶モニタで確認するだけでは気づかなかった新たな感動や表現の気付きが得られ、次の作品作りへの意欲やヒントが沸いてくる。この体験を多くの方に気軽に味わってもらうことで、写真の新たな楽しみ方を提案できると考えた。その実現のために、家庭に設置しやすいコンパクトで実用的な機能を兼ね備えた高画質の大判写真プリンタとして開発を行なった。

創意工夫

本格的な写真プリントを誰もが手軽に楽しんでもらえるように、複雑な操作のないシンプルな構成とした。用紙トレイは紙をしっかりと支えるサイズと剛性を確保してユーザーの安心感を高めながら、コンパクトに収納できるように配慮。外観デザインは「写真を取り扱うツール」としての魅力を端正なスタイリングで表現し、黒の表面処理のコントラストで質感を高めた。Wi-Fi機能は設置の自由度を高めるほか、Wi-Fi対応カメラやスマートフォン、タブレット等からダイレクト印刷にも対応しPCレスで写真プリントを楽しめるほか、プリント指示に対してプリンター本体の電源が自動的にONになる機能を搭載。付属のアプリケーションでは余白の設定や撮影データのプリント機能で作品制作をサポートする。ディスク印刷用のトレイを背面に収納し、紛失を防止している。

仕様

本体サイズ:約590×331×159(mm) 重量:約8.5kg

審査委員の評価

「大型写真プリントを気軽に楽しみたい」というユーザーの潜在的欲求をきちんと受け止めているデザインであるところがまず評価された。高解像度写真データのプリントやプレゼンテーション資料など、特殊でこだわりをもったユーザーへの配慮がシンプルで凛としたデザインとして結実している。外装の表面処理と程よい丸みを施し重厚になりすぎず品格を崩さない存在感の作り方に成功している。構成全体のシステムとしてインターフェースも使いやすく考え抜いたこだわりを感じる。情報機器のデザインとして完成度が高い製品。

担当審査委員| 櫛 勝彦   色部 義昭   鈴木 元   松井 龍哉  

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