受賞ギャラリー
2014
グッドデザイン賞
スマートフォン用撮影デスクライト
スナップライト
受賞対象の詳細
SnapLiteは、iPhoneを高性能スキャナにするかしこい照明です。普段はデスクライトとして使用しながら、iPhoneと組み合わせると自動的に、撮影に最適なライトと撮影範囲を示すレーザーガイドが点灯し、たちまちスキャナに変身します。手ブレや影の映り込みを気にすることなく撮影できます。専用アプリで自動的に傾き補正やトリミングを行い、レシートなどの小さなものなら、複数枚まとめて撮影しても1枚1枚トリミングして保存します。合成モードに切り替えると、2枚の画像を1つに合成することもできます。まいにちの喜びや思い出を、家族や友人と簡単にシェアできる、全く新しい照明です。
※ 自動翻訳サービスDeepLを利用して生成されたテキストの場合があります
プロデューサー
株式会社PFU 国内営業統括部 松本秀樹
ディレクター
株式会社PFU 国内営業統括部 松本秀樹
デザイナー
株式会社PFU 商品企画部 飯室佳世/パーソナルビジネス営業部 佐藤菜摘/イメージプロダクト事業部 第二技術部 中西功+株式会社TENT 治田将之、青木亮作

詳細情報
発売
2014/05/28
価格
12,800円 (税込)
販売地域
国内
設置場所
家庭のリビング、ダイニングのテーブルやデスク、オフィスのデスクなど
背景
これまでスキャナは、オフィス等で広く使われる機器でした。しかし実は家庭の暮らしの中には、子どもが描いた絵やレシピのメモ、アクセサリーやネイルなど残しておきたい思い出が沢山あります。もし誰でも気軽に使う事ができるスキャナがあれば、そんな思い出をキレイな画像で残したり、家族や友人とシェアするなど、まいにちの暮らしの中で使ってもらえるのではないかと考えたのがきっかけです。
経緯とその成果
「まいにちの生活の中で自然な行為」になるよう、スキャンの在り方を再定義しました。
デザイナーの想い
スキャナと言うとビジネスのための道具だと思いがちなのですが、我々はデザイナーという仕事柄、クリエイティブに使える道具だと感じていました。SnapLiteが便利なのはもちろんなのですが、沢山のご家庭で、このようなクリエイティブな道具としても楽しんでもらいたいと考え、UX全てをデザインしました。普段の生活に寄り添うクリエイテイブで楽しい道具として、まいにちの生活の中で使っていただけると嬉しいです。
企画・開発の意義
いつも側に置いてあり、使う時には「置いてタッチするだけ」の極限までシンプルに整理した操作を実現することで、例えば主婦や子どもでも、ハードルを感じる事無く、迷いなく使う事ができます。誰でも簡単に使える存在になることで、今までは捨てられてしまっていた小さな思い出やちょっとした作品を綺麗に残すことができ、家族や友人と、気軽に喜びをシェアすることができます。
創意工夫
過去にない使い方を持つこの製品を、まいにちの生活に馴染む自然なものにするために、本体の形状はもちろんUIや箱やWebに至るまで総合的なUXとして丁寧にデザイン。「まいにちの小さな幸せを集めて仲間とシェアする象徴」としてドングリを集める習性を持つリスをモチーフにマークを制作。ブランドロゴはもちろん、アプリアイコンやスキャンのボタンなどユーザーとの接点にたびたびこのマークを登場させることで、スキャンするという行為にもっと親しみをもって頂けるようにしました。本体形状はいつも部屋にあって違和感のない、デスクライトとしてのシンプルな佇まいとし、iPhoneを置くだけでスキャンモードヘ切り替わる、動作の流れに沿ったUIを採用。本体のリスマークは普段は消えていて、Bluetooth接続時は点滅、スキャン時に点灯するなど、感覚的に理解可能な光によるコミュニケーションとしてデザインしました。
仕様
<ハード> W75mm×D158mm×H360mm、0.65kg、LED照明×2(黄:2700K/白:5000K)、クラス1レーザー照射による撮影範囲表示(A4まで)、Bluetooth Ver.4.0、USB給電×1 <ソフト> 対応機種:iPhone5/5S/5C(iOS 6.0以降)、出力ファイル:JPEG、機能:2色照明&調光、タイマー撮影、各種自動画像補正&手動編集
どこで購入できるか、
どこで見られるか
AssistOn、AppBank Store 新宿/澁谷PARCO/うめだ/八重洲/池袋
※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
審査委員の評価
担当の審査委員
柴田 文江澄川 伸一長町 志穂松田 朋春
評価コメント
普段はデスクライトとして使用しながら、iPhoneと組み合わせると自動的に、スキャナに変わるという大胆な発想をまずは評価したい。iPhoneが、日常的にいろいろな場面で、主役の道具となってきている背景をよく考えている。今後は、照明器具としての完成度をさらにブラッシュアップしてほしい。
