GOOD DESIGN AWARD

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2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
掛布団 [無印良品 羽毛掛ふとん・トライアングルキルト]
事業主体名
株式会社良品計画
分類
生活・家庭用品、キッチン用品
受賞企業
株式会社良品計画 (東京都)
受賞番号
14G030216
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

三重大台ケ原山系の超軟水で羽毛を丁寧に洗い、臭いの原因となる脂肪分や余分な汚れをきれいに洗いあげました。また、特殊な立体キルトの構造は体に添いやすい形状になっており、あたたかさが逃げにくい特長があります。羽毛の偏りが少なく、ふっくら均等にふくらむ掛ふとんです。

プロデューサー

株式会社良品計画 生活雑貨部 佐藤剛

ディレクター

株式会社良品計画 生活雑貨部 企画デザイン室 矢野直子

デザイナー

株式会社良品計画 生活雑貨部 企画デザイン室 森田明奈

詳細情報

http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4547315828999?searchno=1

発売予定
2014年10月
価格

29,000 ~ 49,000円

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

背景

昨今の鳥インフルエンザや食環境の変化により、羽毛原料の希少性が高まり価格も高騰しています。そんな中、今回は限られた原料であたたかい掛ふとんを作ることを考え、羽毛をきれいに洗いあげることでよりふっくら仕上がり、少ない羽毛でダウンパワーを最大限に引き出すという工場の技術に注目し、開発を始めました。

経緯とその成果

ふとん構造は、一般的な垂直のマチではなく、マチが斜めに入ったトライアングルキルト構造を採用しました。

デザイナーの想い

羽毛ふとんの価格が高騰する中、限られた原料を大切にし、値頃で十分な保温性がある、長く使ってもらえる羽毛掛ふとんを目指しました。

企画・開発の意義

一般的な垂直にマチが入る一層式のふとんはマチ部分からあたたまった空気が逃げやすいと言われるがが、マチが斜めに入ることでキルトのマス目の中に羽毛が万遍なく行き渡り、またあたたまった空気がふとんの中で滞留しやすい構造です。原料の希少性が高まる中、工場の洗いの技術とふとんの構造により、少ない羽毛であたたかいふとんを提供します。

創意工夫

羽毛を痛めずに超軟水で丁寧に洗い、臭いの原因となる脂肪分や余分な汚れをきれいに洗いあげます。その後巨大乾燥機で一気にスチームをあてながら乾燥させることにより羽根が開きダウンパワーが生まれます。ふとん本体には、このダウンパワーを生かすため暖かさの逃げにくいトライアングルキルト構造をつくりました。一般的な一層式の空気が逃げやすいというデメリットを補完した二層式のように、空気が万遍なく行き渡り、あたたかさが逃げにくいという特長があります。一層構造でありながら二層構造の良さを取り入れたトライアングルキルト構造です。

仕様

シングル 150×210cm、セミダブル 170×210cm、ダブル 190×210cm、クィーン 210×210cm、ロング 200×230cm、キング 230×210cm

どこで購入できるか、
どこで見られるか

無印良品 有楽町店
無印良品ネットストア

審査委員の評価

原料が高騰する中、グローバル企業である良品計画が出した答えは、羽毛をすすぎ回数を押さえられる洗浄力の高い超軟水で洗浄、スチーム乾燥すること。さらに布団に二層構造の効果をもたらすトライアングルキルト構造を採用し、少ない羽毛で最大限のダウンパワーを実現することへの挑戦であった。デザイナーの努力と、企業の努力とが結集した誠実なプロダクトである。

担当審査委員| 山本 秀夫   池田 美奈子   佐藤 弘喜   須藤 玲子  

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