GOOD DESIGN AWARD

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2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ものづくりデザイン賞

受賞対象名
重箱 [重箱]
事業主体名
株式会社プレステージジャパン
分類
生活・家庭用品、キッチン用品
受賞企業
株式会社プレステージジャパン (東京都)
受賞番号
14G030166
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

コーヒー&ティーサービス[SHIROTAE (シロタエ)]重箱[重箱] は、2点をまとめて「グッドデザイン・ものづくりデザイン賞」1件の扱いとなります。

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

箱型の重ねの器は、日本の伝統的な食器の形態のひとつ。お正月に料理を詰めあわせたり、大人数の会食などのハレの日に使われてきました。料理やシーンに合わせて使えるように4つのサイズを揃え、使いやすい無地の白磁と印判の文様を散りばめた磁器の重箱。

プロデューサー

株式会社プレステージ ジャパン タイム アンド スタイル

ディレクター

株式会社プレステージ ジャパン タイム アンド スタイル

デザイナー

株式会社プレステージ ジャパン タイム アンド スタイル

発売
2006年10月
価格

900 ~ 8,000円

販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

自社店舗及び国内外店舗

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

使い手の趣向に限定されないニュートラルな意匠とし、本質的な作り、素材を用いて日本で生産すること。

背景

ありとあらゆるプロダクトが氾濫・飽和する中で、真に人を幸せにする力を持った価値あるものとは何だろうか。工芸とは生活の中に存在する美であってほしい。脈々と受け継がれて来た作り手の技術や想い、感性を背景に生まれたものが持つ芯の強さ。丁寧に作られたものを理解し、丁寧に使い続けてゆくことが人々の幸せな未来を築くのではないか。

デザイナーの想い

いかにデザインの気配を消して、機能としての本質、卓越した職人による作りの本質を現出させ、美しい素材の表情を引き立てることができるか。無駄をそぎ落とした普遍的な形状を成して、時代を超え、文化を超え、趣向を超えた無垢な存在となれるか。必要以上に主張しないながら、目にしたとき、触れたとき、使用したときに、使い手にささやかな感動や喜びを提供することができれば幸いである。

企画・開発の意義

古典的すぎず現代的すぎず、和でもなく洋でもない。日本的な配慮を細やかに配しながら、日本人でもそれ以外の文化をバックグラウンドに持つ人でも、生活に取り入れることができるもの。確かな手仕事で誠実に作られた道具が、日常への気づきや、ものを大切に慈しむ心を再確認させてくれるだろう。年齢を重ねても、生活スタイルが変化しても、使い手にずっと寄り添っていられるものでありたい。

創意工夫

正月のお節のための器という概念が定着している重箱を磁器で製作した。もっと身近に日常的に使えるものとなり、食材を詰めて蓋をし、冷蔵庫や電子レンジに入れることもでき、そのまま食卓へ運べる。当然ながら木製の重箱に比較して重量はあるが、扱いやすいように極力薄くしている。垂直に切り立った角形の形状を焼物で表現するのは非常に困難であったが、卓越した職人チームの技術によって実現した。

仕様

釉薬 : 白磁 / バリエーション : 小・中・大・長角 (各:身、蓋) / 印判 : 極七宝 (呉須)・四角ちらし (呉須)・縞 (呉須)・いちご (銀彩)・菱結 (赤絵)・角松皮菱 (赤絵) / バリエーション : 小・中 (各:身、蓋)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

TIME & STYLE MIDTOWN (六本木)
TIME & STYLE WEBSITE

審査委員の評価

磁器でつくられた重箱である。食材を詰めて蓋をし、冷蔵庫や電子レンジにそのまま入れることができるので、普段使いの器として役に立つ。磁器でありながら、軽く扱いやすくするために極めて薄く作られており、波佐見の職人によるシャープな造形と精度の高い仕上がりには目を見張るものがある。4つのサイズに白磁と伝統的な印判による文様を施したバリエーションがあり、いずれも穏やかな表情を持ち美しい。重箱の新しい使い方を提案しており、食卓にしっくりととけ込んで生活の質を高めるプロダクトである。職人の優れた技術を活用し、新しいアイデアと造形でものづくりを編集する姿勢が高く評価された。

担当審査委員| 山本 秀夫   池田 美奈子   佐藤 弘喜   須藤 玲子  

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