GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

受賞対象名
グラス [ANDO'S GLASS S, ANDO'S GLASS T]
事業主体名
株式会社アンドーギャラリー
分類
生活・家庭用品、キッチン用品
受賞企業
株式会社アンドーギャラリー (東京都)
受賞番号
14G030143
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

英国を代表するプロダクトデザイナー、ジャスパー・モリソンに「普段使いできるシンプルなグラスをデザインしてほしい」とアンドーギャラリーの安東孝一が依頼したことからANDO'S GLASSは誕生しました。一見シンプルでありながら、グラス側面の僅かな傾斜と、底に向かう美しい曲線が特徴的なANDO'S GLASSは、背の低いものと高いものと2種類あり、使い続けるほどに愛着が増すデザインとなっています。東京下町の職人がガラスをひとつひとつ型に吹き込むことによって生み出される、何気ないけれどデリケートなその姿は、日常の生活に静かに寄り添い、飲むひとくちごとの楽しみを与えてくれます。

プロデューサー

安東孝一

ディレクター

安東孝一

デザイナー

ジャスパー・モリソン

詳細情報

http://www.andogallery.co.jp/jp/produce/project/jaspermorrisonglass/

発売
2014年3月
価格

1,800円 (税別)

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

普段使いできるシンプルで飽きのこないデザイン。

背景

弊社から毎年発売している葛西薫デザインのカレンダーは、余計なものが一切ないシンプルなデザインで、2003年の発売開始から今年で13年目を迎えます。カレンダーに次ぐ2つ目の商品としてグラスを選んだ理由は、誰もの日常の生活にあるアイテムで、気軽に手に入れられるもの、毎日使えるもの、そして、そのグラスが家にひとつあることによって人々の暮らしをより豊かなものにできると考えたためです。

デザイナーの想い

スーツ姿で、てっきりサラリーマンだと思っていた安東氏をギャラリストとして紹介してくれたのが敬愛する葛西薫氏でした。 グラスをデザインしてほしいという依頼を受け、どこか楽観的な彼のキャラクターがプロジェクトの参加に自信を持たせてくれました。 グラスのスケッチはケルンの考古学博物館で見たローマグラスの記憶から生まれ、それから形をデザインし、東京下町の松徳硝子のハイクオリティな技術によって完成しました。

企画・開発の意義

アイデア重視のデザインが注目を集め、街中に過剰なデザインが氾濫している今日において、あえてこのシンプルなグラスを提案したいと思いました。シンプルでありながらも、有機的な美しさと機能性を備えた存在感のある形は、人々の生活に自然に馴染んでいきます。上記で述べたカレンダーのように、飽きることなく長い時間を共に過ごせる商品を目指し開発しました。

創意工夫

このグラスは東京下町の職人がガラスをひとつひとつ型に吹き込む製法でつくられています。グラスの底まで均一な厚みで成型された繊細さは、職人の高度な技によるものです。グラスの厚みは薄すぎず厚すぎず、「繊細な口当たり」と「手にしたときの安心感」の両方の条件を満たしています。ガラスの素材にはキズがつきにくく、壊れにくい特性を持つバリウムクリスタルを使用しました。軽く、しっくりと手に馴染むサイズ感、口当たりの良さ、テーブルに置いたときの安定感、また、水やお酒を注ぐことで美しさがより際立ちます。グラスはひとつずつ紙の箱に入っており、ギフト用としても使用できます。パッケージデザインはアートディレクターの葛西薫が手がけました。

仕様

ANDO'S GLASS S[size:φ80xH78mm 350ml] ANDO'S GLASS T[size:φ68xH106mm 350ml] material:Barium crystal / packaging:1 piece in a box / made in:Japan

どこで購入できるか、
どこで見られるか

IDEE SHOP、CLASKA Gallery&Shop“Do”
IDEE SHOP
CLASKA Gallery&Shop“Do”

審査委員の評価

サイズ、ガラスの厚み、手への収まりが絶妙にコントロールされた製品。抑制されているが一度見たら忘れない優しいフォルムである。価格も抑えられているため十分普段使いに用いることができる。職人による型吹きの一品ものであり、高い精度と手吹きならではの柔らかさを両立させている。ふちには適度な厚みがあるため、使うときに緊張感を強いることがなく、口当たりも優しい。パッケージデザインも一貫した思想で計画されており、高いデザイン編集力が感じられた。

担当審査委員| 山本 秀夫   池田 美奈子   佐藤 弘喜   須藤 玲子  

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