GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
美容用フェイスパック [歌舞伎フェイスパック]
事業主体名
一心堂本舗 株式会社
分類
身の回り・ライフスタイル用品
受賞企業
一心堂本舗株式会社 (東京都)
受賞番号
14G020105
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「歌舞伎フェイスパック」は、隈取(くまどり)がデザインされたマスクシートとこだわりの美容液が、着けている間の楽しさと外した後の美しさ、2つの価値を提供する商品です。歌舞伎俳優の市川染五郎の監修の元、歌舞伎の人気演目である「船弁慶」と「暫」から本格的な隈取を再現。マスクシートには、3つの美容成分と、3つ和のエキスを配合した美容液を染み込ませており、肌に潤いとハリ・ツヤを与えます。パックで美しくなりながら、歌舞伎役者に変身できる、ユニークな商品です。また海外へのお土産にも利用できるよう、パッケージでは、日本語・英語で商品や歌舞伎・隈取を紹介しています。

プロデューサー

一心堂本舗 株式会社 代表取締役社長 戸村憲人

ディレクター

株式会社 電通 中部支社 クリエーティブ・ソリューション局 クリエーティブディレクション部 アート・ディレクター 小島梢

デザイナー

株式会社 電通 中部支社 クリエーティブ・ソリューション局 クリエーティブディレクション部 アート・ディレクター 小島梢

詳細情報

http://japaneseface.jp/lineup/kabuki/index.html

発売
2013年12月6日
価格

900円

販売地域

国内・海外共通仕様

仕様

パッケージサイズ:横122㎜×縦195㎜

受賞対象の詳細

背景

弊社一心堂本舗は元々はおかき・飴等を製造する食品メーカーです。しかし『歌舞伎座』に出店したことがきっかけで、食品問わず何か歌舞伎の面白い商品が作れないか検討していました。そんな中、東京ミッドタウンが主催するデザインアワード「Tokyo Midtown Award 2008」の受賞作の中に歌舞伎フェイスパックの元になるデザインを見つけ、そちらをデザインした小島梢さんにお声掛けし商品化が実現しました。

デザインコンセプト

美しくなりながら歌舞伎役者にもなれる、日本の新しいお土産。

企画・開発の意義

無形文化遺産にも選ばれた日本の伝統芸能『歌舞伎』は、近年、従来顧客の高齢化が著しく、若い世代と外国人客の獲得が課題となっています。手軽に隈取を体験できる『歌舞伎フェイスパック』を通して、若い世代にも歌舞伎を身近に感じもらい、また「日本の新しいお土産」として海外の方にも日本文化『歌舞伎』の素晴らしさを肌で感じて頂くことを狙いとしています。

創意工夫

歌舞伎フェイスパックは肌に直接つけて頂く化粧品ですので、ユーザーに安心して使って頂けるよう特に安全性を追求して開発しています。隈取を描く為に使用されている『インク』は、美容液に溶け出してしまわないよう、インクの色と美容液との組み合わせを何百通りとテストし、印刷時には特殊な加工を施して定着させています。また本商品は日本文化を伝える大事な役割を担うため、使用しているマスクシート・美容液は高品位のものを用い、本格的な化粧品としての機能にもこだわりました。商品を包装するパッケージは、日本の『包む』という文化に沿って、マスクシートの入ったアルミパウチをA3サイズの用紙を折って包む仕様にしています。パッケージの中面には、歌舞伎の歴史や隈取の種類の解説をわかりやすく日本語と英語で記載。それらは歌舞伎役者の市川染五郎さんにより監修されており、正しく内容が伝えられるよう工夫をしております。

デザイナーの想い

日本独自の『顔』の文化を日本の『顔=代表』として表現したお土産です。古くからの伝統として大切に受け継がれてきているが、日常にはなかなか浸透しにくいモノと、近世において日常に浸透し始めたモノとの融合を試みています。なかなか体験することができない日本の『顔』を、美しくなるまでの待ち時間に楽しんでもらえればと思っています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

歌舞伎座、明治座、南座、博多座、東急ハンズ・ハンズビー全店、羽田空港、一心堂本舗 公式通販サイト
ブランドサイト JAPANESE FACE
一心堂本舗 公式通販サイト

審査委員の評価

フェイスパックは随分とポピュラーになっているが、その表面に歌舞伎の隈取のプリントを施すというユニークでユーモラスな発想が面白く、評価できる。日本の伝統芸能である歌舞伎をカジュアルに遊べるという点で、必ずしもファンでない層に対して歌舞伎をアピールできるとともに、海外土産のひとつとして有効に使える。さまざまなシーンの広がりが期待できるデザインと言える。

担当審査委員| 渡辺 弘明   川島 蓉子   工藤 青石   寺田 尚樹  

ページトップへ