GOOD DESIGN AWARD

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2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
創作活動による子どものこころの健康維持 [夢つくり隊プロジェクト in 釜石 〜千葉県立美術館と協働した美術の創作活動〜 東日本大震災の復興に取り組む釜石市の子どものこころの健康維持活動]
事業主体名
日本赤十字社千葉県支部 釜石市教育委員会 千葉県立美術館
分類
社会貢献活動、国際貢献活動
受賞企業
日本赤十字社 千葉県支部 (千葉県)
釜石市教育委員会 (岩手県)
千葉県立美術館 (千葉県)
受賞番号
13G141157
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

遊び場制限等の環境下で、震災復興に取り組む釜石市の子ども達に「夢と元気」を届けるために、当支部では、千葉県立美術館と協働で、「こころの健康維持」に視座をおいた子ども向け美術教室を遠距離出前する事業を、釜石市教育委員会と共催しました。水彩描画・デザインを缶バッジに加工する講座、円形厚紙の組み合わせでオブジェを創作する講座を、平成24年8月7日〜8日、釜石市内4会場で延べ146人の未就学児・児童を対象に実施しました。出張型美術教室は、子ども達の安心感を確保し、抽象表現活動による心情発露された作品を誉める評価活動で、一定の満足感と自尊心回復、自己効力感の醸成を認めました。

プロデューサー

日本赤十字社千葉県支部総務部 参事 長谷川 久+釜石市教育委員会事務局 生涯学習スポーツ課社会教育主事 白岩 健介+千葉県立美術館普及課 研究員 東 健一

ディレクター

株式会社富士印刷 営業部長兼マネージャー 加藤 健次

デザイナー

(夢ビルダーカードデザイン)株式会社富士印刷 デザイン室アートディレクター 石原 裕之 (夢つくり隊ロゴデザイン) デザイナー 竹島 亜麻里

利用開始
2012年8月7日
販売地域

日本国内向け

設置場所

釜石市教育委員会(釜石市鈴子町15-2)

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

(夢ビルダーカードでオブジェ創作活動)  シンプルなカードの組み合わせにより、自由度の高いオブジェ創作は、創造性を刺激し、「頭脳と身体」をフル稼働させる室内スポーツの要素を持っています。 安全な素材と適度の強度を採用。完成したオブジェを前にして、達成感と爽快感を提供し、子ども達の心を解放します。 この活動は、適切な補助があれば、高齢者等の身体的機能回復にも拡充が期待出来ます。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

夢ビルダーカードでオブジェ創作活動は、適度な広さの会場確保で、子どもから大人までの広範囲な年齢層が参加できます。破壊の対極にある創作活動は、親子や地域社会構成員間でのコミュニケーション促進にも寄与します。 子ども達の喜ぶ顔を見て、地域社会が元気になり、また、大人の真剣な創作活動と子ども達が協働することで、復興へのロードマップ作りの縮図が表現出来ます。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

夢ビルダーカードでオブジェ創作活動は∞の可能性を秘めています。 千葉県立美術館のオリジナルカードにポリプロピレン加工の工夫を加えたことにより、強度を確保。高度な設計技術を駆使することによる、大規模な創作も可能です。子ども達の創作意欲を刺激することで、動物園や工場などテーマ性のある空間構築も可能となり、造形あそびを通じて、街づくりへの関心を喚起し、当該地域の産業の発展も期待出来ます。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

適切な評価活動が必要な抽象表現による缶バッジ制作と異なり、夢ビルダーカードは、万人向けに安心して創作の機会を提供出来ます。高い自由度と汎用性が認められていますので、日本とは文化・慣習が異なる諸外国でも、国際赤十字を通じて復興支援活動への活用も可能な仕様です。(輸出も可能)  地元教育機関への資材整備によって、地域社会が何時でも、継続的に使用することが可能です。

ユーザー・社会に伝えたいこと

人道機関と芸術機関の連携で、双方の強みを活かした新たな復興支援活動を釜石市教育委員会との共催で実施することが出来ました。 地域の皆さんの温かな目に見守られ、子ども達の自信に満ちた創作物、子ども達の真剣な表情に触れて、復興活動の拡充を確信しました。 様々な活動を行う団体の協働によって、復興支援活動が拡充・継続され、早期の復興が実現しますことを、「夢つくり隊」一同心から願っています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

釜石市教育委員会(釜石市鈴子町15-2)千葉県立美術館(千葉市中央区中央港1-10-1)
日本赤十字社ホームページ 見て見て!私の作品! 得意げな笑顔と夢のオブジェに溢れた夢つくり隊
日本赤十字社千葉県支部広報紙 夢つくり隊記事
千葉県教育委員会ニュース 平成24年度9月号

審査委員の評価

人道機関と芸術機関の協働によって被災地の子どもたちに「心のケア」を提供する本活動は、震災2年が経過した現在でも必要な取り組みと思われる。本活動は心との対話を基本テーマとしたプログラムにより実施されており、特に「夢ビルダーカード」を使ったオブジェ創作活動などは、被災地の事情を理解したワークショッププログラムとして評価した。「心のケア」は福島を含め被災地において重要な課題であり、本活動がさらに発展し継続されることを期待したい。

担当審査委員| 中谷 日出   池村 明生   林 千晶   吉田 順一  

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