GOOD DESIGN AWARD

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2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
LED 照明 [ルーヴル美術館照明改修プロジェクト]
事業主体名
株式会社東芝/東芝ライテック株式会社
分類
公共のためのサービス・システム
受賞企業
株式会社東芝 (東京都)
東芝ライテック株式会社 (神奈川県)
受賞番号
13G141136
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

ルーヴル美術館と東芝は、照明改修プロジェクトの中で、東芝のLED照明技術による世界遺産の景観保全と新しいあかりの価値創造という二律背反に挑戦した。建物のレリーフは立体的な濃淡でドラマチックに浮かび上がるようになり、日中の光では見えなかった美しい陰影をルーヴル美術館にもたらした。消費電力は従来比で73%の削減、同時に長寿命化により保守費の節約にも貢献した。「モナ・リザ」は、度重なる修復により平面的なものになっているが、新しい照明により再び3次元性が与えられ上塗りの裏に隠されたダ・ヴィンチの意図が理解されやすくなった。

プロデューサー

株式会社東芝 新照明システム事業統括部 部長 石川 正行

ディレクター

株式会社東芝 新照明システム事業統括部 参事 蒔田 和明/デザインセンター グループ長 高田玲子+東芝ライテック株式会社 デザイン部 部長 松本 潤

デザイナー

株式会社東芝 デザインセンター 佐藤 智昭+東芝ライテック株式会社 研究開発センター 森山 厳與

詳細情報

http://www.toshiba.co.jp/lighting/index.html

利用開始
2011年11月
販売地域

国外市場向け

設置場所

仏ルーヴル美術館

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

照明器具は、夜間機能するだけでは十分ではなく、昼間においても歴史的建造物の美的外観を 乱すことなく美術館の一部として違和感のない外観色やフォルムを備えている。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

ナポレオン広場の照明は、人々の日々の営みや建物や照明器具等の経年変化等によりルーヴルならではあかり文化が存在する。ルーヴルならではのあかり文化を理解することにより、LEDという新しい光源を使いながらも、意図せずに現状を変化させないことに最大限の努力を払った。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

歴史的建造物の景観保全をしながら、LED照明でライトアップされた美しい陰影をルーヴル美術館にもたらすことができる。世界中から訪れたお客様に喜んで頂くことができる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

世界遺産の景観保全と、新しいあかりの価値創造という二律背反を実現するのと 同時に、長寿命であると共に消費電力は従来比で73%の削減をした。

ユーザー・社会に伝えたいこと

本プロジェクトは、結果のみならず開発プロセスに価値がありました。私たちは"どんな技術を使うか"に注目しがちですが、フランス側の担当者は"何のために技術を使うか"という考え方を重視します。そして徹底して議論をしてから結論を出します。フランスの芸術と歴史に対する深いこだわりに、私たちの新しい技術で応える、ルーヴル美術館との対話から、これまでになかった"あかりのイノベーション"が生み出されました。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

仏ルーヴル美術館
東芝新照明事業サイト

審査委員の評価

フランスの世界的文化遺産であるルーブル美術館の照明改修に取り組み、環境負荷を削減させながら景観保全に努めた成果はもとより、文化にこだわりをもつフランスの芸術思想を理解しながら日本の技術を認めさせるプロセスに敬意をはらいたい。ライティング技術における景観デザインは、ある意味、裏方的なアプローチであるが、その分野を「フランスの芸術と日本の技術の融合」という視点から盛り上げていく企業姿勢と実践は、日本固有のデザインの価値を築く取り組みとして評価する。

担当審査委員| 中谷 日出   池村 明生   林 千晶   吉田 順一  

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