GOOD DESIGN AWARD

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2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
SaaS型在宅医療・介護連携サービス [HumanBridge EHRソリューション 在宅ケアSNS]
事業主体名
富士通株式会社
分類
研究・教育・医療のためのサービス・システム
受賞企業
富士通株式会社 (神奈川県)
受賞番号
13G141122
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

在宅医療現場で医療メンバーが情報共有をスムーズに行なうためのSNSであり、富士通クラウド基盤上で管理している。メンバーが一人の患者に対し、時系列上に気付いたメモを残し、他のメンバーが閲覧することで情報を共有。タブレット端末使用で、テキストだけではなく、音声や動画等も使用でき、よりスムーズな情報連携が可能。また、ICTに不慣れな人も多いため、操作しやすい優しいUIを実現。本SNSにより、伝えるか迷うような細かい気づきもリアルタイムで共有でき、また緊急の場合も、時系列で症状の把握が可能。在宅医療に注目し、効率的で充実した訪問医療の提供と患者・家族の安心向上を「SNS」の価値を使用して実現した。

プロデューサー

富士通株式会社 ヘルスケア・文教システム事業本部 貴田武実

ディレクター

富士通株式会社 齋藤幸夫、森田嘉昭+富士通デザイン株式会社 森岡亮、石井宏昌

デザイナー

富士通株式会社 辻元洋典、青戸春香、大木隆弘+富士通デザイン株式会社 金子一英、濱谷幸代、清水亜美、中村夏子

詳細情報

http://jp.fujitsu.com/about/design/award/gooddesign/2013-hb-sns.html

発売予定
2013年10月
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

患者タイムラインの参照〜カメラ撮影、文字入力等ほぼすべての操作を指1本で可能とし、特にICTに不慣れなユーザーにとってのストレスを軽減。定型文の入力支援も搭載。また、指2本で操作するピンチをタイムライン拡縮に適用し、表示を1週間から1ヶ月にすると、チームメンバーの投稿頻度を職種ごとにひと目で俯瞰的に把握可能である。端末が有するアプリならではの心地良いジェスチャーとインタラクションを効果的に採用。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

患者:担当チームメンバーがSNSでリアルタイムに自身の状況を把握してくれるので、何度も伝える不安がなくなり安心を生む。患者家族:担当チームメンバーとのコミュケーションが円滑になり、連携してくれることで伝え忘れなどによる責任の重圧がなくなり安心を生む。チームメンバー:情報共有が円滑になることで、効率的かつ効果的な訪問前準備ができ、訪問時間がより充実する。在宅医療の質の向上は双方の安心感につながる。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

在宅医療における壁のひとつと言われている「多職種間の情報連携」の課題が本ツールにより解消されることで、在宅医療に参入する医療関連機関の増加が見込まれる。また増えつつある在宅医療専門の診療所を持たない開業医も、連携に多大な時間を要するという不安がなくなり、増加する在宅患者に効率良く的確な医療を提供できる。さらに、ICT利用で拡張性に優れているため、時代の流れに則し、柔軟に対応でき、汎用に貢献する。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

日本だけでなく、世界中がこれから直面する超高齢化社会と医療費問題。とりわけ各地で推進されている「在宅医療」においては、家族としても、医療側としても1人で何人もの患者を看るという状況がより一層増えてくる。「多職種間で」「ITリテラシーの差に関係なく」「いつでもどこでも」効率的に情報共有できる本ツールは、患者本人だけでなく、その家族、地域住民、医療関係者も含めた社会全体の安心と安全を実現する。

ユーザー・社会に伝えたいこと

在宅医療への移行が加速する中、患者や患者家族に振り回される医介従事者、医介連携の壁など、現場では様々な社会的問題が起きているのも事実です。すべてを今すぐ解決することは難しいですが、本サービスが提供する”在宅医療における情報共有SNS”がその一役となり、みんなが笑顔になれる社会につなげます。

審査委員の評価

タブレット上のタイムライン化による医療・介護関係者の視点の違いに適したスケール表示の操作性。今後発展する地域医療の統合情報管理に望まれる24時間運用可能な簡易的システムの先導性。これらの点が評価できる。在宅医療や介護連携サービスは、今後もさらにニーズが拡大する領域である。ここでの医療・介護・家族の情報連携・共有、また、その情報の適切な専門分析は、大きな課題である。これらの課題解決に本システムは1つの可能性を提示している。

担当審査委員| 中谷 日出   池村 明生   林 千晶   吉田 順一  

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