GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
保険証読み取り用OCRソフトウェア [保険証リーダー]
事業主体名
東和ハイテック株式会社
分類
研究・教育・医療のためのメディア・ソフトウェア・コンテンツ
受賞企業
東和ハイテック株式会社 (東京都)
受賞番号
13G141114
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本応募対象は、医療機関向けの電子カルテや医事会計システムなどに、健康保険証の読み取り機能を持たせる追加の部品として機能するツールウェアです。現在、数千種類発行されている保険証はどこに何が書いてあるのかが決まっていないため、その読み取りには知識と経験が必要ですが、独自のレイアウト解析と画像処理技術により券面情報のマッチングを行って文字列と画像を出力できるようにしました。また、個々の印刷や保存状態によって肉眼でも読み取りにくい保険証もあり、保険請求における書類不備の要因で医療機関では確認用のコピーを取ることが少なくありませんが、コピーと同等の手間でペーパーレスに登録が行えるようになります。

プロデューサー

東和ハイテック株式会社 代表取締役 武藤康正

ディレクター

東和ハイテック株式会社 取締役 開発部長 印藤誠

詳細情報

http://www.towahitech.com/ocr/ocr.html

発売
2005年1月
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

従来の保険証のコピーと同等の作業手順で、ソフトがスキャナを制御して、レイアウト解析、取得文字列のカテゴライズ、マッチング、出力まで行うため、知識と熟練が要求される保険証券面情報の読み取りと入力作業が初心者でも簡単に行えるようになります。また、券面も電子画像として保存するため、同一画面上に読み取り情報と画像を表示することにより、目視による誤読の確認作業を効率的に行うことが可能です。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

発行元である保険者によって千差万別のレイアウトやデザインをした健康保険証情報の読み取りと登録を煩雑な作業なしで、しかも熟練のオペレーターと同等以上の速度で実行できるため、患者の皆様が医療施設での受付や会計事務に要する待ち時間を短くすることが期待できます。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

本ソフトは既存または開発中のソフトウェアに保険証読み取り機能を簡単に追加するためのツールソフトに位置づけられるものです。呼び出されるとスキャナを制御して券面画像と文字情報をファイルに出力するだけのシンプルな構造で表示画面も持たないためにオリジナルソフトへの変更は最小限に保険証情報の入力補助機能が追加されます。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

医療機関での保険請求書類上のミスの多くは保険証情報の誤記入が原因となっており、書類の確認などを行うためにも多くの場合でコピーが作成・保管されています。本ソフトは保険証券面の情報のテキスト化だけでなく、画像として電子的に保存するので、情報確認にコピーと同等の役割を果たすことができるため事務作業のペーパーレス化を推進できます。

ユーザー・社会に伝えたいこと

医療機関の受付業務などで初心者、あるいは熟練のオペレーターにも馴染みのない保険証を持参された患者さんがいらした場合などに、保険証リーダーで簡単に保険証情報の登録とチェックができる事を活かし、書類の不備返戻を抑制し、患者さんの待ち時間も短縮されることで院の業務がより効率的に運用されることを願っています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東和ハイテック株式会社
東和ハイテック株式会社ホームページ
保険証リーダーホームページ

審査委員の評価

保険証情報を読み取って、電子化するシステム。その行為が驚くほどスムーズでストレスがない。読み取りセンサーの下に、保険証を曲げて置いても斜めに置いてもものともせず、確実に読み込む。数千種類ある保険証を問題なく読み取れる「汎用性の高さ」も特徴のひとつ。保険証情報を電子カルテに登録する作業は、日本中の病院で日々、繰り返されていることだろう。シンプルな日常の業務に着目し、ストレスを軽減する改善をもたらすことで、新しい価値を生む。いいデザインは先端領域だけで生まれるのではないことを教えてくれる好例だ。

担当審査委員| 中谷 日出   池村 明生   林 千晶   吉田 順一  

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