GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
東北六魂祭 [東北六魂祭]
事業主体名
東北六魂祭実行委員会
分類
公共のためのメディア・ソフトウェア・コンテンツ
受賞企業
東北六魂祭実行委員会 (宮城県)
株式会社電通 (東京都)
株式会社電通東日本 (宮城県)
受賞番号
13G141108
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

東日本大震災以降、東北地方への観光客が激減。さらに自粛ムードの蔓延は、東北の経済を深く傷つけていた。そこで我々は、東北各県の夏の風物詩である「祭り」を再デザイン。東北6大祭り(青森ねぶた祭、秋田竿灯まつり、山形花笠まつり、盛岡さんさ踊り、仙台七夕まつり、福島わらじまつり)を一つにまとめた新しい夏祭り「東北六魂祭」を実施した。東北各市が力を合わせ、震災後わずか4ヶ月である2011年7月に仙台市で行なわれたこの祭りは東北に「一丸となって乗り越える」モメンタムを生み、観光客を東北に呼び戻すことに成功。2012年は盛岡市、2013年は福島にて開催市され、計85万人を集客した。

プロデューサー

東北六魂祭実行委員会

ディレクター

東北六魂祭実行委員会

デザイナー

東北六魂祭実行委員会

詳細情報

http://www.rokkon.jp

利用開始
2011年7月16日
販売地域

日本国内向け

設置場所

東北各県(2011年仙台市、2012年盛岡市、2013年福島市)

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

「東北観光への選択肢の提示」本来は6県それぞれに行かなければ見られない祭りを一度に体験することができる機会を創出したため、行くと危険だと思われていた東北地方を訪れる大きなモチベーションとなった。また祭りという門外不出の儀式を今までの常識を超えて一つにすることで、東北地方の復興に対する本気度を感じさせることができた。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

「東北人のアイデンティティを取り戻す」東北人の誇りである夏祭りにスポットライトを当て再デザインすることで、東北が新たに歩みだす姿勢を日本中に発信することができた。また、観光客は、東北の夏祭りを楽しむことで震災復興に貢献することができ、祭りの報道を見た人々は、東北の復興への勢いを感じ取ることができた。東北六魂祭に触れたそれぞれの人たちに、復興に向けたポジティブな効果を発揮した。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

「震災復興への協賛プラットフォーム」仙台市、盛岡市、福島市の過去3回の東北六魂祭で、のべ150社を越えるスポンサーから協賛を得、東北の復興に向けた姿勢を日本中に発信する協賛プラットフォームとなった。日本の名だたる企業が力を合わせてこの祭りを支援することで、全国から多くの観光客が来場。その経済効果で東北各市を勢いづかせ、東北全体の経済を循環させる重要な起爆剤となっている。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

「復興支援の新しい形の創造」被災地域のために何かしたいと望む人々に「東北とともに元気になる。」というコンセプトを提示することで、東北を観光することで楽しみながら復興支援をすることができる、という選択肢を提示した。その結果、東北地区へ大きな経済効果を与え、被災地復興への大きな足掛かりとなった。また東北六魂祭をきっかけに、東北の地域同士が協力してイベントを開くなど、新しいムーブメントにつながった。

ユーザー・社会に伝えたいこと

2011年7月に仙台で行われて以来、盛岡、福島と3年連続で行われている東北六魂祭は今や、東北の震災復興の象徴ともいわれるほどに定着しました。このお祭りは震災で傷ついた東北人の魂を、東北各地の誇りである「夏祭り」をひとつにすることで奮い立たせただけでなく、日本中を覆った自粛ムードを吹き飛ばす力がありました。犠牲者への思いを胸に。新しい東北を築く原動力として、東北六魂祭は東北人の魂と共にあります。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東北六県
東北六魂祭公式ホームページ
東北六魂祭公式facebookサイト

審査委員の評価

震災後、東北地方での観光客の激減に対して、この仕組みは、集客という点から、きわめて効果的に機能している。また同時に、それぞれの地域の人々にとって、文化の象徴でもあり、よろこびのよりどころである6つの「祭り」を、東北地方全体の震災復興のシンボル・イベントとして、1つにまとめあげたことは、単なる観光への経済効果を超えて、元気、活力を取り戻そうとする被災住民への応援として大きく貢献している。

担当審査委員| 中谷 日出   池村 明生   林 千晶   吉田 順一  

ページトップへ