GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
官民協働によるコミュニティガーデン活動 [官民協働によるコミュニティガーデン活動]
事業主体名
伊藤忠都市開発株式会社 / 株式会社コスモスイニシア
分類
個人によるNPO活動、コミュニティ活動、社会貢献活動
受賞企業
伊藤忠都市開発株式会社 (東京都)
受賞番号
13G121058
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

江東区の「シティ・イン・ザ・グリーン」理念の下、伊藤忠都市開発株式会社と株式会社コスモスイニシアがマンション建設に伴う地域貢献、都市緑化推進及び新旧住民交流・コミュニティ形成を目的に、建設地隣接の江東区立亀戸七丁目南公園において『コミュニティガーデン活動』を推進。公園を管理する江東区了承の下、公園美化を目的とした近隣住民参加のワークショップを開催し、ワークショップ内容に基づく改修工事を実施。工事完了後、区民団体による公園維持管理活動(総勢約177名参加)を約一年に亘りサポートし、平成24年12月「コミュニティガーデン」が結成。東京都で初の官民協働による「コミュニティガーデンづくり」となった。

プロデューサー

伊藤忠都市開発株式会社 都市住宅事業部 石澤 義久、株式会社コスモスイニシア

ディレクター

鎌田 菜穂子

デザイナー

牧野 ふみよ

詳細情報

http://ipd.co.jp/info/news_files/104_tmp_105.pdf

利用開始
2012年12月20日
販売地域

日本国内向け

設置場所

江東区立亀戸七丁目南公園

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

身近な公共の場に、人の手によって大切に育まれた四季を彩る自然があることで、都会の忙しい日常を癒し、おだやかな時間を提供することが可能となる。ワークショップで地域から提案された「用がなくても立ち寄りたくなる、楽しい寄り道ができる公園」があることで、人が集まり、会話をし、地域の中での安心な暮らしづくりの一助となることで、健康な暮らしづくりにも寄与していく。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

①定期的な維持管理活動にて緑に触れ合うことを通して、地域住民がコミュニケーションを楽しみ、顔の見える関係作りに寄与する。(現在、新たな入居者と地域の子育て世代の方々との交流の場になっている)②集合住宅の共用部分ではスペース的に困難な緑化活動を地域の公園にて行なうことで、都市緑化に積極的に参加できる。③「地域の庭」として、地域住民が管理し四季を彩る公園が身近にあることで、日常的な公園の美化に繋がる。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

本取組みは、東京都で初の取組みとして、「公園に隣接する」・「提供公園を有する開発」等、今後のマンション開発における地域貢献のあり方として、様々な自治体において提唱できると感じている。また、行政のまちづくりにおける様々な制度を知り、学ぶことで、行政との協働等によるマンション開発における地域貢献が、公園整備にととまらず、多方面にわたり展開していけると実感している。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

江東区亀戸は都市部に位置し、個々の住宅における緑地は限られている。江東区では重点的に取り組むべき6つのプロジェクトの一つとして緑化・温暖化対策の推進を位置づけており、緑の中の都市「シティ・イン・ザ・グリーン」の実現を目指している。都市部の緑化推進はヒートアイランドの緩和や気温調整環境保全機能、大震災の際に公園の樹木が果たした避難誘導確保の防災機能もあり、その一環としても力を発揮したい。

ユーザー・社会に伝えたいこと

住宅開発において、入居者と従前からの地域住民の交流は、大きな課題(テーマ)と考えている。一般的には計画敷地外への介入が困難な民間事業者にて、行政や町会への説明を丁寧に実施し、又新旧住民参加によるワークショップ、公園改修及び維持管理活動コミュニティ等、入居前からそのような新旧住民交流の場を事業者にてサポートする本取組は、今後の「住宅開発における地域貢献」のあり方として広く社会に発信していきたい。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

江東区立亀戸七丁目南公園
「パークフロントテラス亀戸」に 隣接する区立公園にて コミュニティガーデンづくりが始動

審査委員の評価

緑化を重要視する開発は、現代において頻繁に見られる。緑化の本質的な目的とは、より良い地域生活の創造であり、そのプロセスにも利用価値を見いだすことができる。公園の緑化を庭作りとして設定。マンションの新規住民と近隣住民が協力して創り上げることによって、地域のコミュニケーションを促進する。 『コミュニティガーデン』活動はその着眼点を現実化するために様々なアプローチを行った。長期的な緑化推進理念を持つ江東区との協議を重ねることで、推進体制を確立することに成功。そして主役となる住民に活動のコンセプトが正確に伝わるよう、ワークショップを複数回開催した。 結果『自ら創り上げていく』という当事者意識が喚起され、官民協働による『コミュニティガーデンづくり』は現実のものとなった。行政と住民の間にあった隔たりを解消するノウハウ、地域に貢献するプログラムの先駆けとして高く評価する。

担当審査委員| 暦本 純一   江渡 浩一郎   中村 勇吾   日高 一樹  

ページトップへ