GOOD DESIGN AWARD

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2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
新世代上下水道インフラプラットフォーム [スマートフィールドサービス]
事業主体名
メタウォーター株式会社
分類
社会基盤、プラットフォーム
受賞企業
富士通株式会社 (神奈川県)
受賞番号
13G110980
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

高度経済成長期に建設したインフラの老朽化で社会基盤が維持できなくなる「インフラクライシス」を未然に防ぎ、オールジャパンで上下水道インフラを支える業界初のインフラマネジメントプラットフォームです。「熟練者の五感」に頼った設備管理ノウハウを「環境(位置)」に紐づけることで、メンテナンス者の知覚を拡張し経験値に頼らないインフラリスク管理を実現します。明度・距離・手ぶれなど現場の悪条件に強い富士通独自の「AR統合基盤技術」と、あらゆる「設備・機器」を位置に基づき管理するメタウォーターの技術をかけ合わせることで、水に関する情報の一元管理と伝承を実現し、100年後も安心して暮らせるまちづくりを実現します。

プロデューサー

メタウォーター株式会社+富士通株式会社

ディレクター

メタウォータ株式会社 上野健郎+富士通株式会社 筒井研二、原英樹+富士通デザイン株式会社 森岡亮、稲垣潤+株式会社富士通総研 植田順+株式会社富士通アドバンストエンジニアリング 山下耕二

デザイナー

富士通デザイン株式会社 田中培仁、高野一樹、永山希美、久行昭徳、坂口和敏+株式会社ピラミッドフィルム クアドラ

詳細情報

https://www.water-biz-c.com/

発売予定
2013年10月
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

現場の作業者には不安定な状況下でも短時間作業が求められるため、複雑な操作は望めません。ARを活用することで、状況入力に至るまでのプロセスをワンステップにし、インプットは音声・動画などのマルチメディア入力も可能にしました。また不用意なスマートデバイスの落下を防ぐため、両手で保持した状態での親指操作を可能とし、画面を凝視しなくても直感的に入力できる「作業状況によらない使いやすさ」を実現しました。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

感覚的な「水の品質」をオープンデータとして住民に可視化して公開することで、「安心・安全」の水環境を拡大させます。また「住民参加型」のコミュニティへと展開することで、ソーシャルな公共プラットフォームとなりえます。「何か味がおかしい」など、「水」利用者とのリアルタイムなコミュニケーションは、リスクを未然に把握し、不具合などの拡がりを最小限に留めます。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

上下水道インフラを支えるためには社会に受け入れられやすい仕組みづくりが必要です。富士通独自の高精度な「現場に強いAR統合基盤技術」と、位置に基づき「機器・設備」を管理するメタウォーターの技術を掛け合わせ、「現場利用の直感性と継続性」をデザインすることで、フィールドの利用者にとって使いたいと思わせる体験を実現しました。この仕組みを活用することで、多様な社会基盤の拡充に貢献します。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

過去の大事故にみられるような「人の五感」に頼った定期点検だけでは未然に把握することができなかった「機器・設備が発しているリスクの予兆」を、「設備・機器」と紐づけて「感覚的な事象」として発信し、過去の「トレンド的な情報」と組み合わせて「正確な予兆」として把握させる新しい仕組みの本プラットフォームは、水資源という枠を越えてあらゆる社会インフラリスクを未然に防ぐプラットフォームへと展開できます。

ユーザー・社会に伝えたいこと

近年多くみられる大規模な災害や事故は、一瞬にして人々の生活や人生さえも大きく変化させます。現場が発してる「予兆」を事前に把握し、対策がとれていれば防ぐことができる未曾有の災害がたくさんあります。私たちは生活者や水の生活基盤を守ってくれている現場からの「ナレッジや体験」を、オープンデータ化して伝承し安心に繋げることで、日本を起点に「世界中の人たちの笑顔を守り続けたい」という想いでデザインしました。

審査委員の評価

上下水道は生活を支える重要なインフラ。熟練者の五感に頼っていた設備管理ノウハウを、関係者が共有出来る価値基準によるプラットフォームとして可視化したことが評価された。不安定な現場でも短時間で誤操作の少ないインターフェイス、オープンデータとして可視化し住民に公開することで安心、安全な水資源が実現されることを期待する。

担当審査委員| 南雲 勝志   廣村 正彰   横川 正紀  

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