GOOD DESIGN AWARD

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特別賞
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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
飛騨里山サイクリング [飛騨里山サイクリング]
事業主体名
飛騨里山サイクリング
分類
街づくり、都市づくり
受賞企業
株式会社美ら地球 (岐阜県)
受賞番号
13G110965
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

飛騨里山サイクリングは、里山の暮らしを旅するガイドツアーです。日本語と英語で展開されているこのツアーでは、飛騨の美しい里山や地域に残る本当の暮らしを自転車でめぐり、ガイドが丁寧にご案内することが大きな特徴となっています。また、通常関わることの少ない地域住民と旅行者の間をガイドが繋ぐことで、交流の場を生み出し、その土地の持つライフスタイルを旅人に体験してもらうことができます。そして、このような形態を取ることで、地域であたりまえに受け継がれている生活そのものに価値があるということを、地域住民に気付いてもらうきっかけにもなっています。

プロデューサー

株式会社美ら地球 代表取締役 山田拓

ディレクター

株式会社美ら地球 白石達史

デザイナー

株式会社美ら地球 松尾和久

詳細情報

http://www.satoyama-cycling.com/

利用開始
2010年6月
価格

4,700 ~ 9,800円 (ツアーにより、料金が異なります。)

販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

岐阜県飛騨市古川町弐之町8-11

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

ガイドツアーでは、自転車に乗るということを楽しんでいただけるよう、事前に自己紹介を兼ねたセーフティーレクチャーを行ってから出発します。ルートとしては、特に車通りの少ない個所を選定し、事前に試走を重ねて安全性の確保に努めています。また、散歩をする感覚で安全に楽しくサイクリングできるように、ツアー中ガイドのハンドサインで指示を出したり、常に安全面に気を配って事故の発生を防いでいます。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

地域環境に与える影響が少ない自転車というツールを使って、あまり旅行者が訪れることのない集落をサイクリングしています。車では通れないような細い農道を走ったり、自転車だからこそ行ける場所を案内し、地域の方々とのコミュニケーションを大切にしています。特に最近は、地元の方から話しかけてくれる機会も増え、里山に自転車がある風景が定着してきました。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

これからの観光として、無数の情報を編集しながら、自分の旅のスタイルをつくりあげていくことが必要になると思います。私たちは田舎での新しい楽しみ方をデザインし、飛騨を訪れる旅行者の満足度を高めていくことができます。暮らしの中にある飛騨の魅力をガイドが編集し直し、旅行者にとって特別な場所になるよう努めています。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

私たちは、特に旅の情報が少ない日本の地方部において、そこで受け継がれている暮らしをキーワードにツアー運営を行っています。国内だけでなく、海外からのゲスト受け入れを、地場産業との連携したツアーや、古民家を活用したツアーなど地域の方たちと協力しながら積極的に行うことで、地域が存続するために必要なビジネスを展開しています。

ユーザー・社会に伝えたいこと

飛騨の暮らしを案内するということは、毎日が小さな変化の連続であり、一度たりとも同じツアーはできません。この4年間、私たちは、自然や人々の暮らしの変化を毎日肌で感じながら、ゲストのみなさんが一番喜んでくれるツアーが何なのかを考えてガイドを続けてきました。これからも、飛騨を旅をするゲストの皆さんに、この地域が素敵な場所であることを丁寧にお伝えしていきたいと考えています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

飛騨里山サイクリングオフィス(岐阜県飛騨エリア)
飛騨里山サイクリング
Hida Satoyama Cycling
SATOYAMA EXPERIENCE

審査委員の評価

サイクリングを使った観光客向けのツアーガイド。観光スポットだけにこだわらず、地元の普段の暮らしに着目し自転車という自然速度で案内する事で、観光客にとっては普段見る事のできない体験を得られると同時に、町の外との接点が少なくなりがちな地元の人たちも自分たちの日常が持つ魅力や価値を再認識させるという、双方向に意味をもった仕組みは魅力的である。これにより、新しい雇用や転居してくる人を増やせる可能性もあると感じる。

担当審査委員| 南雲 勝志   廣村 正彰   横川 正紀  

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