GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
邑南町おみやげスイーツプロジェクト [矢上高校味噌風味 米粉の焼きかりんとう]
事業主体名
邑南町
分類
街づくり、都市づくり
受賞企業
島根県立矢上高等学校 (島根県)
邑南町 (島根県)
邑南町観光協会 (島根県)
受賞番号
13G110963
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

過疎に立ち向かう山間の町、島根県邑南町。町の特産物である「米」から作った米粉。町唯一の高校「矢上高校」、その生徒により作られている「矢上高校味噌」を使用。そこから生まれたのが味噌の香るかりかり食感、焼いているのでヘルシーな「矢上高校味噌風味・米粉の焼きかりんとう」。商品開発には高校の生徒も参加。製造は観光協会直営レストラン「ajikura」に都会から集ってきた若きシェフたち。そして町の特産品をつくるプロジェクトに機能的で美しいパッケージデザインをほどこし、地元のみならず都会でも発売、地域を発信できる「おみやげスイーツ」を生み出すためのプロジェクト。

プロデューサー

寺本 英仁

ディレクター

有限会社ガクデザイン 阿部 岳

デザイナー

有限会社ガクデザイン 阿部 岳

発売予定
2013年10月1日
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

食の安全安心、トレーサビリティという視点から、地場の素材をメインに使い、加工を地元のレストラン施設で行うなど工夫している。通常は油で揚げて作るかりんとうをオーブンで焼き上げることによりカロリーを押さえたものに仕上げることができ、米粉を使ったヘルシーさをアピールできる。高校生が生産する「味噌」をつかい積極的にかかわってもらうことにより地域のなかで世代をつなげていく企画として実りあるものにしている。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

日々の生活のなかではあまり意識しない地域の特性や、自分たちの地域をどのようにアピールするかということを、おみやげスイーツを考え開発する過程を体験することにより、高校生などの若い世代や町民の人々にも一緒に考えてもらうひとつのモデルケースとなり得る事例。そこに発信のための仕上げとなるデザインの存在が大きな力となりえることを示すサンプルでもある。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

町の特産品の米からつくった米粉で「おみやげ」となるスイーツ「かりんとう」を商品化。かりんとうは賞味期限をある程度長くすることができ、おみやげギフトとしては最適な商品。都市部や全国での物産店や催事など通じ販売することにより町のPRにも貢献することができる。これにより、地域の農業、商業にも新しい雇用と需要が生まれる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

地元の代表的な生産品である米をつかった町のシンボル的な商品をつくりだすことにより、地域の農業と経済を活性化し、農地の存続を推進することが大事なポイント。そして町内唯一の高校、矢上高校の存在は雇用、若者の地元への定着いう観点で大きな存在。その生徒たちが作っている味噌を使い、生徒たちが商品企画に参加することにより学校の存在をアピールし、地元への誇りを高め、地域住民の意識も高めている。

ユーザー・社会に伝えたいこと

デザインとは都会の最新のファッションのことではなく、地方を元気にするしくみや田舎に埋もれた宝石のような価値をひろく発信してゆくためにこそ使われてゆくものだと思います。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

素材香房 味蔵
みずほスタイル

審査委員の評価

過疎化の進む町のための活性化プロジェクト。地元の生産者と特産品、地元の高校生のつくる味噌、都心から募った料理人による商品開発やパッケージデザイン。地元の社会性を大切にしながら学生、地域、クリエーターとがバランスよく関わり連携したものづくりがおこなわれスマートなアウトプットになっている。今後も趣旨と関係を持続しながら実績を拡げていってほしい。

担当審査委員| 南雲 勝志   廣村 正彰   横川 正紀  

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