GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン・未来づくりデザイン賞

受賞対象名
ジャンクション [大橋ジャンクション]
事業主体名
首都高速道路株式会社
分類
社会基盤、プラットフォーム
受賞企業
首都高速道路株式会社 (東京都)
東京都 (東京都)
目黒区 (東京都)
受賞番号
13G110951
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

大橋ジャンクションはトンネルと高架を接続する高低差約70mの2回転ループ構造で、大気や騒音等、周辺環境への影響を低減するためループ部を覆う「覆蓋」を施しており、外観はローマのコロッセオを模した疑似窓やスリットを入れて、圧迫感を軽減する工夫をしている。ジャンクション建設は東京都施行の再開発事業との協働事業により一体的に行われ、2棟の再開発ビルや区画道路・広場、また、ジャンクション屋上には回遊式の和風庭園が整備された。このジャンクションの地下では中央環状品川線と接続する工事が行われており、2本のシールドトンネルを地下で接続して一つの断面とし、鋼製セグメントで一体化する世界初の工法が採用されている。

プロデューサー

首都高速道路株式会社 東京建設局長 遠山雄一+東京都 都市整備局 市街地整備部長 鈴木昭利+目黒区 都市整備部長 島﨑忠宏、街づくり推進部長 幡野豊

詳細情報

http://tokyo-smooth.jp/ohashi/ohasi-summary.php

再開発地域はH25.3.30にまちびらき、大橋ジャンクション(連結路)の完成はH26年度
2013年3月
販売地域

日本国内向け

設置場所

目黒区大橋一丁目及び二丁目の各一部

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

ジャンクション屋上に整備した「目黒天空庭園」は、人と自然が共生でき、地域の人々だけでなく、日本全国や世界に日本文化を発信できるよう、四季折々の自然や和の文化を楽しめる回遊式の公園であり、誰もが利活用できる潤いの空間とするために園路や休憩施設などのバリアフリー化に配慮しながら、何度でも訪れたくなる居心地の良い空間づくり、安全・安心な空間づくりを実現した。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

再開発事業によって建設された2棟の再開発ビルには、以前からこの地域に存する店舗や郵便局が入居し、スーパーマーケット等新たなテナントも誘致するなど、街が活性化された。クロスエアタワーの「目黒天空庭園」と接続するフロアには、目黒区の図書館や公共公益施設が集約され、生活支援機能が強化された。また、地域のイベントや区民等のふれあい、スポーツ等レクリエーションの場として交流が活性化する広場づくりを実現した。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

切開き工事は、都市内の幹線道路直下での工事であり、施工に伴う交通渋滞や周辺環境への影響を小さくするため、並行する2本のシールドトンネルを地下で接合し、一体化する世界初の工事を行っている。切開くシールドトンネル同士を鋼殻で接合する新しい覆工構造を取り入れ、覆工の品質と耐久性の向上、工期短縮を図っている。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

再開発エリアの名称は「オーパス目黒大橋」と名付けられ、「発見する街 オーパス目黒大橋」をメインコンセプトに街全体を4つのゾーンに分け、各ゾーンのオープンスペースにそれぞれテーマ性を持たせて、設え(しつらえ)を施している。池尻大橋駅からこの街を訪れる人々を出迎える場所を「O-Pathを発見するゾーン」とするなど、人々に興味を抱かせ、新しいコミュニケーションの場を提供している。

ユーザー・社会に伝えたいこと

大橋ジャンクションの整備は高速道路事業と再開発事業を一体的に行う、いわゆる「道路事業協働型再開発事業」として実施しました。これにより、過密都市の限られた空間でのコンパクトなジャンクション形成を実現し、その屋上に誕生した回遊式の和風庭園「目黒天空庭園」はジャンクション屋上への整備としては全国初となる公園で、地域の魅力的なシンボルとして、また、新たな観光スポットとしても賑わっています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

目黒区大橋一丁目(東急田園都市線池尻大橋駅徒歩3分)
大橋ジャンクション

審査委員の評価

地下から地上に向けて、困難と言われた東京の大動脈の分合流を山岳土木技術を駆使して実現すると共に、いきいきとした子供たちの居場所スペースが地域の足元にトータルデザインとして着地している。ローマのコロッセオと同スケールの構造体は、緊急時には避難スペースを、天空では気持ちのいい東京の新しい視点場を生み出すことに成功、高さを変えるたび様々な機能と眺めが展開される新たな「東京のアーバンデザイン」といえよう。

担当審査委員| 南雲 勝志   廣村 正彰   横川 正紀  

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