GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
学生参加型キャンパスプロジェクト [獨協大学 学生センター]
事業主体名
学校法人獨協学園 獨協大学
分類
公共領域のための空間・建築・施設
受賞企業
学校法人獨協学園 獨協大学 (埼玉県)
株式会社石本建築事務所 (東京都)
株式会社大林組 (東京都)
受賞番号
13G100917
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

獨協大学の学友会活動(クラブ・サークル活動)のための建物で、100ほどの部室、音楽・ダンス・演劇・音楽スタジオ・アトリエ、各ホール等によって構成されている。全体を貫く階段広場による新たなキャンパス内主動線創出し、多様なアクティビティを立体的かつ連鎖的に配置することで、相互の交流や触発を誘発し学生の誰もが活動に参加できるようなインタラクティブな建物構成としている。また種々の環境配慮対策とともに各部室には省エネ活動支援システムを設置、楽しみながら自身が省エネ活動に参加できるようにしている。学生が様々な活動に参加し交流することで、さらなる学友会活動の活性化を意図した。

プロデューサー

学校法人獨協学園 獨協大学学長 犬井 正

ディレクター

株式会社石本建築事務所 プロジェクト推進室 佐藤 維、長野 豊

デザイナー

株式会社石本建築事務所 プロジェクト推進室 浜橋 正+株式会社大林組 本社建築設計部 和田 克明、石榑 宣之

詳細情報

http://www.dokkyo.ac.jp/contents/gakusei_c_j.html

利用開始
2012年10月1日
販売地域

日本国内向け

設置場所

埼玉県草加市学園町1-1

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

音楽・ダンス・演劇ホール、音楽スタジオ、アトリエ、茶室、雄飛ホールなど学友会活動のスペースはすべてガラスで構成されており、学生センターのあらゆる場所から、さまざまな学生の活動が見える空間構成となっている。また、学生センター全体の活動が伝右川を挟んだ周辺地域からも感じとることができ、学生たちの感性を刺激し、コミュニケーションを活性化する新しい交流のスペースとなっている。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

部室の自然換気によるエネルギー削減量を室内・校内各所にランキング表示するモニターを設置し、部ごとに楽しく競わせることで学生たちが日常生活の中で、自ら省エネ活動に参加できる支援システムを構築している。また隣接する伝右川の水を校内に引込み浄化するカスケードをラウンジ前に併設し、地域の方含め誰もが川辺を楽しめるつくりとし、身近に自然や環境配慮対策を感じとれる空間としている。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

コミュニケーション能力を重視する学部が多い大学にあって、交流を通じ相互の気持ちや立場を理解する精神を育み自己形成できるよう、インタラクティブな交流を重視した空間構成としている。また環境配慮の見える化や自然換気による省エネ活動への参加によって、環境に対する高い意識をそなえた学生を育成し産業界に貢献できるよう配慮を行っている。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

エネルギー使用特性を踏まえ、太陽光発電、発電型GHP、小型高効率発電機などを組み合わせキャンパス全体でマイクログリットシステムを構築し学校における新たな環境配慮のモデルを構築している。また階段広場を利用した自然換気、クールチューブによる地中熱利用、井水利用などの自然エネルギーを有効に活用するとともに身近に感じ楽しめる見える化の工夫によって学校におけるサスティナブルな建築のあり方を構築している。

ユーザー・社会に伝えたいこと

建築は人間と人間と、人間と自然のコミュニケーションのステージ(場所)である。インターネットによるコミュニケーションが発展する現代社会において、現実の空間で自分と考え方の異なる他者と対話し、影響を与え合うことが人間にとって最も重要なことであると考える。獨協大学の建学理念は、創設者である天野貞祐先生の"大学は学問を通じての人間形成の場である"という言葉である。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

埼玉県草加市学園町1番1号

審査委員の評価

大学のサークル活動のための建物である。外部空間と一体化するイベント空間を持つ等内部空間も良いのだが、やはりレンガの列柱で掘りの深い影をつくっている立面とのっぺりとしたガラススキンの内側に木製ルーバーを設えた立面が上手に共存している外観がすばらしい。種々の環境配慮対策を施し、各部室には省エネ活動支援システムを設置しており、学生が自然と省エネ活動に参加できるような工夫も見られる。デイテールまでよく考えられており、施設全体が気持ちのよいサステイナブルな大学施設となっている。

担当審査委員| 千葉 学   乾 久美子   高橋 晶子   安田 幸一  

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