GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
サインウォール [城南信用金庫中野支店]
事業主体名
城南信用金庫
分類
産業領域のための空間・建築・施設
受賞企業
株式会社大林組一級建築士事務所 (東京都)
受賞番号
13G100880
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

城南信用金庫中野支店の建替えプロジェクト。"人を大切にする"という城南信金の経営方針に基づき、従来の重厚で閉鎖的な銀行店舗のイメージから脱却した、新たな銀行店舗の提案。従来のろうそく看板や独立看板を無くし、建物自体が銀行イメージを象徴するサインウォールをデザイン。街並み景観に配慮するとともに、地域に開かれた、地域の皆様に愛される銀行店舗を創出した。城南信用金庫のコーポレートシンボルである”梅の花”をデザインモチーフとして展開し、企業イメージを発信している。

プロデューサー

株式会社大林組一級建築士事務所 賀持剛一

ディレクター

株式会社大林組一級建築士事務所 上原耕

デザイナー

株式会社大林組一級建築士事務所 今野興宣

利用開始
2013年5月13日
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都中野区中野5-16-1

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

従来の銀行店舗はセキュリティ重視の閉鎖的なファサードが主流だったが、誰もが安全に気軽に利用できるよう店舗ファサードは内部の様子が解りやすいガラスサッシにより透明感のあるデザインとした。また、今までの銀行店舗はセキュリティを重視し、ロビー内にトイレが無かったが、"人を大切にする"という城南信金の経営方針に基づき、1Fロビー内にお年寄りから子どもまで、誰もが使えるトイレを整備した。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

地域に開かれた銀行店舗をコンセプトに、ロビーは誰もが気軽に利用できるラウンジとして展開。新しいコミュニティのあり方として、地域の皆様と銀行職員が気軽にふれあうことができる空間を提供する。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

従来の銀行店舗はロウソク看板や独立看板が主流だった。本プロジェクトは景観や街並み、地域との関わりを重視。建物が企業イメージを象徴するサインウォールとて展開し、新しい銀行イメージを表現。目立つ色や奇抜な形にすることなく独自の表現を放つことで、銀行店舗の存在を表す、新たなサインの在り方を提案している。また、サインウォールは遮光による省エネ効果やセキュリティにも有効に機能する。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

エントランスのピロティは地域に開放されたオープンテラス。オープンテラスではイベント等の利用が可能で、地域の皆様とコミュニケーションが図れる。いつでも誰もが気軽に利用できるようベンチを常設している。屋上にはソーラーパネル、自家発電設備、また緑化を整備。地球環境に配慮するとともに、環境負荷低減への取組を実施している。

ユーザー・社会に伝えたいこと

サインウォールは大きさの異なる"〇(まる)"の集合体によるデザイン。ひとつひとつの"〇"は人を表し、"〇"が繋がっていく様は、人と人とが助け合い信頼関係を築き、繋がる"人を大切にする"という城南信金の経営方針を"梅の花"とともに繊細に表している。このデザインが地域の皆様に末長く愛され、銀行と地域の皆様を繋ぐ"絆"となることを願っている。

審査委員の評価

都内にある信用金庫の小さな支店である。銀行のコーポレートシンボルである”梅の花”をデザインモチーフとして、アルミのフラットなファサードにパンチング加工を施している。梅の木も立体的に取り込んだこのファサードがサインウオールとなっている。この規模の銀行の支店は、ともするとカーテンウオールの暗いファサードに味気ない看板が取り付いたようなイメージのものも多かった。ここでの小気味の良いファサードデザインは、まるで地域の住民と柔らかく対話しているようである。

担当審査委員| 千葉 学   乾 久美子   高橋 晶子   安田 幸一  

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