GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
店舗(飲食店) [牛窓の食堂(いこい処 笑食亭)]
事業主体名
ユージー技建 株式会社
分類
産業領域のための空間・建築・施設
受賞企業
ユージー技建 株式会社 (岡山県)
アイ・デザイン株式会社一級建築士事務所 (岡山県)
レインボーアーキテクツ (東京都)
受賞番号
13G100877
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

岡山県瀬戸内市牛窓に建つ木造平屋建ての食堂。地元の建設会社の社員食堂と地域の方々が利用できる町の食堂を兼ねる。構造や仕上げをシンプルにし、建物の存在は控えめにし、町の食堂としての役割を前面に押し出し、地域の人々に親しまれる食堂となる。120mm×120mmの柱・土台・筋交いと180mm×120mmの梁による3m角を基本とした木造フレームに直接折板屋根を掛け渡し、壁面のガラスは直接躯体に押縁を留め付けて固定し建物が完成している。透明性の高い建物は、明るく開放的かつ人々を誘う食堂となる。この構法は他の用途にも適用可能であり、様々な展開への可能性を秘める新しい木造プレハブ構法のプロトタイプとなる。

プロデューサー

ユージー技建株式会社 植木文章

ディレクター

アイ・デザイン株式会社 一級建築士事務所 植木文章

デザイナー

レインボーアーキテクツ 原田将史

利用開始
2013年6月
販売地域

日本国内向け

設置場所

岡山県瀬戸内市牛窓町鹿忍2222‐1

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

木質材料を多く使用した上でラフ感のあるディテールを意識してデザインし、ゆったりとした気積と全面開口部を設けることで、利用者に対して居心地の良さを提供できる。また、一部を地域の方々が集える休憩所とし、そこに運動器具を設置することで利用者の健康維持と促進を提供することができる。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

明るく開かれた居心地の良い空間において、栄養バランスの良い食事を日々提供できる食堂は、社員と地域の人々が共に集うことのできるごくあたりまえな日常生活の一部としての“場”を提供できる。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

新しい木造プレハブ構法のプロトタイプと位置づけているこの建物は、今後多種多様な用途にも適用できる構法の具現化モデル第1号として建築産業へ提供できる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

人々が気軽に集える“場”を設けることで、強い地域社会の繋がりを提供できる。また、間伐材の積極的な利用をすることで、森林の保護および地球温暖化抑制に対して貢献できる。

ユーザー・社会に伝えたいこと

食堂をつくる。という小さな出来事の中にも、地域社会への取り組み、人々の健康維持への提案、新しい空間の快適さの在り方、建築産業への提案、と様々な挑戦が行われています。そこに建物があるだけで、建設に関わった人々、周辺地域の人々、たまたまそこに訪れた人々、様々な人を勇気づけ元気を与え続ける、そんなものが溢れる社会を築いていきたいと思います。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

いこい処 笑食亭 岡山県瀬戸内市牛窓町鹿忍2222‐1
ユージー技建株式会社
レインボーアーキテクツ

審査委員の評価

建設会社の社員食堂だが、地域にも開かれた場所となることが目指されている。構造的・経済的合理性を追求すべく構造や仕上げは出来る限りシンプルなものとなるように設計がなされているが、その設計の細やかさやバランス感覚の鋭さに感銘を受けた。おしなべて切り詰めたディテールを採用しているが、それが、むしろ空間のおおらかさへと結びついているところが素晴らしく、高く評価された。

担当審査委員| 千葉 学   乾 久美子   高橋 晶子   安田 幸一  

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