GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
学生寮 [芝浦工業大学 国際学生寮]
事業主体名
学校法人 芝浦工業大学
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
鹿島建設株式会社 (東京都)
受賞番号
13G090875
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

留学生と日本の学生が交流を深め、世界に向けて情報を発信していく国際交流の拠点となることを目指した国際学生寮。基準階は、個の自立を重視した個室群を交流の場であるコモンルームでつなぐH型の平面形とすることで、プライバシーとコミュニケーションの両立を図った。「食事の場から会話が始まり交流が活性化する」をキーワードに、シェアキッチンとコモンルームを一体化し、さらに外部空間であるコモンテラスへとコミュニケーションの場が広がる計画とした。1階に、寮生と一般学生の交流や地域活動の拠点として利用できる多目的室(グローバルプラザ)を設置した。

プロデューサー

学校法人芝浦工業大学

ディレクター

鹿島建設株式会社関東支店 建築設計部 部長 水越裕

デザイナー

鹿島建設株式会社関東支店 建築設計部 部長 水越裕、設計長 上條佳春

詳細情報

http://www.shibaura-it.ac.jp/extra/sit_global_dormitory/index.html

利用開始
2013年3月1日
販売地域

日本国内向け

設置場所

埼玉県さいたま市見沼区大字深作字西谷868-2の一部

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

2列に並んだ寮室棟をコモンルームで繋いだH型の明快なゾーニング計画と、開放的な共用部のデザインにより、自分のいる場所をすぐに認識し、避難経路も容易に把握することを可能としている。死角となる場所もなく、そこにいることで不安をおこさせない、安心でやさしい建物を提供した。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

一人になりたいときにはコモンルームに立ち寄らなくても寮室へとアクセスできる計画とすることで、コミュニケーションとプライバシーを両立した建物を提供した。寮室には温水洗浄トイレ付のユニットバスやベッド、デスク、収納、LANなどを標準装備し、充実したプライベート空間を提供した。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

建物としての環境性能を上げるため、Low-Eガラス、節水型衛生器具、高効率機器、LED照明、センサー制御などの省エネルギー技術を全面的に採用した建物を提供した。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

すべての開口部にバルコニーや庇を設置することで、メンテナンス性や環境性能に優れた建物を提供した。またRCラーメン構造とすることで、将来のレイアウト変更や建物機能変更も可能なサステイナブルな建物を提供した。

ユーザー・社会に伝えたいこと

希望にあふれて日本にやてきた留学生たちのすべてが、楽しく充実した生活をおくっているわけではありません。キッチン付の豪華な設備の個室に入居した留学生のほうが、友達ができないまま帰国するケースが多いのです。寮生が気楽に立ち寄れるシェアキッチンとコモンルームが舞台となって、会話が始まり、交流の輪が広がることを期待しています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

芝浦工業大学大宮キャンパス
芝浦工業大学国際学生寮

審査委員の評価

明るく清清しい雰囲気を漂わせた国際学生寮である。寮室棟をコモンルームでつなぐH型のゾーニングが明快で好感が持てる。コモンルームとつながるシェアキッチンが各国の留学生にとって自国料理を披露しながらコミュニケーションを図る重要な場となるに違いない。コモンテラスを通じて常に人の動きが感じられるようになっている点も評価できる。プライバシーを守りながらもコミュニケーションを図れる工夫が凝らされていて、国際学生寮にふさわしい建築が実現できていると思う。

担当審査委員| 難波 和彦   篠原 聡子   手塚 由比   古谷 誠章  

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