GOOD DESIGN AWARD

閉じる
キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
店舗併用集合住宅 [クリーンヒルズ]
事業主体名
加藤道子
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
ミサワホーム株式会社 (東京都)
受賞番号
13G090874
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

絶対高さ15M制限のある大泉学園町の風致地区に計画した店舗併用共同住宅。RC造5階建て。1階は共同住宅のエントランス及び店舗スペース。2~5階は1DK、1LDK25戸の住戸の構成である。街路側に「ひき」の空間を提供する事で街並を愉しむ場を生み出し、また垂直性を強調した立面計画はシャープなイメージを創り出す事で、この街の印象を新たなものとしている。2階住戸はテラスを介して日常的に町並みと繋がり、より身近に街路を感じ取ることができる。社会に対して閉鎖的に成り勝な集合住宅の生活に、建築的な仕掛けによって周辺環境が生活の中に溶け込んで来る事を期待している。

ディレクター

ミサワホーム株式会社 分譲・特建事業部設計・建設課 秦 昭三

デザイナー

ミサワホーム株式会社 分譲・特建事業部設計・建設課 秦 昭三

利用開始
2012年9月28日
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都練馬区大泉学園町5丁目7-6

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

すれ違うにも困難を伴うような狭い歩道は歩行者にとってストレスが多い。「ひき」のある空間はそんな歩行者にひと時のゆとりを創り出してくれる。「建築」+「ひき」+「桜並木」の空間によって街並を愉しむ余裕が生まれる事を期待したい。また、2階住戸はテラスを介して外部と繋がる事ができ、日常的に身近に街並を感じ取ることができる。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

社会に対して閉鎖的に成りがちな集合住宅の生活に、建築的な仕掛けによって街との関連を視覚的に持つ事ができれば、周辺環境が毎日の生活の中に自然に溶け込んで来る。そのような効果をこの建築に住む人達に提供したい。また、道行く人たちにとっても狭い歩道を抜け出し、一時でも開放された空間を楽しんで貰いたいと思う。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

土地活用という目的から造られるこのような施設はコストの制約が多く、経済的な効果のみを追い求める傾向が強い。しかしながら建設される数は非常に多く、社会に与える影響は計り知れない。そのため環境に対するデザイン的な配慮が不可欠である。多くのこのような建築が経済的目的の中に僅かでも街や社会との良好な関係を築いてゆけば、社会的効果は高い。この建築がそのような姿勢を定着する事の事例となるよう期待している。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

街路に「ひき」の空間を提供すると共に、垂直性を強調した立面計画はシャープなイメージを創り出し、この街の印象を新たなものとした。また、大震災以降電力に対する根本的な認識変更を余儀無くされ、その時点で変更可能であった、共用部分や住戸内の照明を全てLED照明化し、屋上には計画変更によりソーラーパネルを設置し電力不足への対応とした。

ユーザー・社会に伝えたいこと

大規模な再開発や公共事業による街づくりは大きな成果を期待できる。一方、個々の小さな建築造りによる街並みの形成はそれぞれが抱える多様な事情から、目に見える効果をあげるには長い時間が必要となる。しかし、その厳しい事情の中で環境や街並みに対する地道な努力が街を僅かづつでも改善する役目を負っている。効果は決して大きいとは言えなくとも、今後ともこうした努力を続けてゆきたいと思う。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都練馬区大泉学園町5丁目7-6

審査委員の評価

店舗併用の集合住宅として優れたプロトタイプとなっている。単に接地階に店舗を配するのでは無く、5層の本体棟に対し、よりヒューマンスケールに近く、賑わいの創出に寄与する店舗群を前面に配してスケール感の調和を図っている。ディテールの完成度も高く先進性がある点が評価された。

担当審査委員| 難波 和彦   篠原 聡子   手塚 由比   古谷 誠章  

ページトップへ