GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
集合住宅 [アーバンエース五条公園パル]
事業主体名
NTT都市開発株式会社
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
NTT都市開発株式会社 (大阪府)
株式会社NTTファシリティーズ (大阪府)
受賞番号
13G090873
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

大阪でも有数の文教エリアに計画された13階建、94戸の賃貸集合住宅。敷地周辺には大病院や各種学校、公園などが点在し、良好な住環境が形成されている。このような周辺環境を最大限に活かして「環境」「多世代共住」をテーマとして計画された。L型住棟配置の中央に設けられた2層吹抜けの「エコスリット」が高層居住の日常に身近な緑を提供し、外部空間には隣接する公園の緑と連続するランドスケープを形成して周辺環境と一体となったアプローチ空間とした。また住戸は多世代共住を想定した多様な全11タイプを用意し、各戸はエネルギーの可視化を図り、身近な省エネに取り組みやすい環境を用意した。

プロデューサー

NTT都市開発株式会社

ディレクター

NTT都市開発 田中稔+NTTファシリティーズ 佐藤敦

デザイナー

NTT都市開発 田中稔、田中秀昭、中村一樹、嶽野浩一、秋元郷佑、越川八州男+NTTファシリティーズ 柴山貴行、比嘉盛達、中井理貴、荻生麻貴子、田中重樹、八十香奈子、松尾吉記+鳳コンサルタント 中野正則

詳細情報

http://nttud-wbs.co.jp/article/gojopark.html

利用開始
2013年2月23日
販売地域

日本国内向け

設置場所

大阪市天王寺区烏ヶ辻二丁目10番4

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

小さな子供のいるファミリーやシニア世代が安心・安全で心地良い住戸、自然を身近に感じる空間を提供。各住戸は換気窓付玄関扉により機械に頼らない自然通風を確保している。アプローチから各階EVホールへ至る経路には豊かな植栽を配して日常的に自然を体感できる場とし、ロビーのテラコッタブロック壁は、光や風を通しながらも、セキュリティや視線をコントロールできる装置としている。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

1LDKから3LDKまで可変的な使用ができるリビングイン住戸、シニア世代の生活動線を最小化した住戸、子供達が、親子が触合うキッズリビングを設けた住戸など、多世代が自然に共住できる多様な11タイプを設定。四季を通じて楽しめる緑あふれる共用空間は、都市居住における日常的な潤いと多世代交流の場とした。住戸内のエネルギー使用量は見える化し、身近な省エネに取り組みやすい環境を用意した。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

テラコッタブロックや鋼製サッシなど既製品や汎用品を活用して、機械に頼らず季節に合わせて自然の風や光、更に視線やセキュリティをコントロールできる装置とした。また二層吹抜けの「エコスリット」の植栽はミスト散布により生育が可能となり、高層居住でも身近に緑を感じられる場とした。また既製品でありながら素材そのもののテクスチャを活かしたシンプルなデザインにより、時を経ても陳腐化しないことを追求した。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

建物中央を13階まで貫く緑あふれるエコスリットは、通り抜ける卓越風がミスト散布によって冷却されて周囲へ広がると共に、霧に満たされたその姿が、都市における新たな風景をつくり出すことを期待している。また隣接する公園と連続する緑あふれるオープンスペースを設けて太陽光発電量を表示し、自然エネルギー利用の効果を街へ見える化した。将来にわたって地域の環境と共生していくことを街へ表明したいと考えた。

ユーザー・社会に伝えたいこと

良質な社会ストックとしての集合住宅を街に提供する。住まう人々や街の視点で集合住宅を考える。当たり前のことであるが、デベロッパー的な視点で大量に供給される集合住宅での優先順位は低い。徹底的な環境施策と多世代共住を目指したプランニングにより、取り巻く環境との共生を試みる。賃貸集合住宅で目指したロングライフデザインである。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

大阪市天王寺区烏ヶ辻2丁目10番4
NTT都市開発
NTTファシリティーズ

審査委員の評価

大阪の文京エリアに建てられた環境志向の集合住宅である。L字型の建物配置の曲り目の位置に2層分の高さを持つ「エコスリット」と名づけたゾーンを置いている。このエコスリットによって入隅に当たった風が自然に通り抜け、2層毎に緑化されることによって、地上階の緑を高層部へと連続させる。比較的余裕のある住戸では、ライフスタイルに合わせて、多様な平面計画が試みられている。

担当審査委員| 難波 和彦   篠原 聡子   手塚 由比   古谷 誠章  

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