GOOD DESIGN AWARD

閉じる
キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
共同住宅 [シティテラス西荻窪]
事業主体名
住友不動産株式会社
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
住友不動産株式会社 (東京都)
受賞番号
13G090863
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

ツインコリダー型の住棟配置のマンションにおける新しい提案である。中庭部分が駐車場となる無機質な計画が一般的であるところ,森を計画することにより住民の生活の質に資するものとした。日常生活に木々の景観を与えることの感性価値のみならず,見合い対策の効果や,街路に対する生活感のあふれ出しを抑制し,良好な景観を整えることなどの効用がもたらされている。

プロデューサー

住友不動産株式会社 取締役 住宅分譲事業本部長 伊藤公二

ディレクター

住友不動産株式会社 執行役員 製品企画室長 和泉沢忠晴

デザイナー

住友不動産株式会社 製品企画室 三澤慶介 赤坂英司

利用開始
2013年3月
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都杉並区

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

中庭の木立は夏の直射日光を遮り,またあるときはリビングに柔らかな木漏れ日を落とす。日に照らされた色とりどりの葉の姿は,対面住戸に流れる視線を遮るアイキャッチとなり,見合い対策に有効である。外廊下が敷地外に面することで,バルコニーからの生活感のあふれ出しを予防することができ,街並みにも貢献している。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

間取りを自由に選択できる融通性の高い住戸プランを採用した。水周りを固定したうえで間仕切りの有無を選ぶありきたりのオーダープランではなく,水周りの位置をも選択することのできるシステムとすることで,より生活者の利便性に配慮し,多様なライフスタイルの受け皿となることを目指している。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

全社的な統合調達によりコストを削減し,オーダープランによるコスト増を抑えた。マンションのあるべき姿を考えて共通化できるものは徹底的に統合を行い,可変性を重視するべき内容には最大限の融通性を与えることで,今後の人口減がほぼ確実となっている縮小市場において新たな需要を喚起する呼び水としたい。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

人はまとまった距離を歩くとき,曲がり角や馴染みの薬局など,無意識に目印を持って歩くことで気を紛らしている。このマンションは駅からの距離が決して近くはなく,利便性に優れた環境とは言えないのであるが,ここからさらに歩いて家に帰る人も多い。道行く人が無意識にこの建物を心地よい目印として使ってくれるような感性価値が提供できていることを期待する。

ユーザー・社会に伝えたいこと

街なかの公園には緑がある。大抵は通勤時に横切って近道をする程度の場所であり、そこの緑が良い雰囲気を持っているかというと疑わしい。管理が行き届かず放置された緑は街に貢献しない。街に提供する緑は、しっかりと管理され、道行くひとの心に安らぎを与えるものでなくてはならない。応募対象は、建築によるフレーミングで木立の景色を切り取り、最も美しい姿を公衆に見せている。街と緑のあるべき関係を、建築が媒介している。

審査委員の評価

ツインコリダー型の住棟配置のマンションにおける新しい提案である。中庭に森を計画することで住民の生活の質を高めている。人を迎えるエントランスの佇まいが美しい。より一層の魅力を住戸部分にも期待したい。

担当審査委員| 難波 和彦   篠原 聡子   手塚 由比   古谷 誠章  

ページトップへ