GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
集合住宅 [ライオンズ一条レジデンス湘南C-X]
事業主体名
株式会社大京 /株式会社一条工務店
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
株式会社大京 (東京都)
株式会社一条工務店 (東京都)
受賞番号
13G090857
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

辻堂駅前の都市再生事業である「湘南C-X」、その住宅街区の最前列に位置する308戸の分譲集合住宅。湘南の温暖な気候と豊かな自然環境を生活空間へ最大限に導き入れる計画とした。また、既存住宅街との調和を図る豊かな緑地を主体とした景観形成と環境配慮、新しい街と既存住宅街を繋ぐ地域動線を確保すると共に、地域コミュニティーを創出する沿道空間を整備し、安全性、利便性の高い街並み形成を行った。さらに計画時は東日本大震災発生以前であったが、防災意識レベルの見直しを行い、これまでの集合住宅にはない新たな防災システムを構築し、その重要性を先駆的に発信したプロジェクトである。

プロデューサー

株式会社大京 首都圏第二支店 中山 雄生、菅山 光庸、大井 崇弘+一条工務店 新規事業推進部 泉 晴夫、荒 悟、渡海 大輔

ディレクター

株式会社日建ハウジングシステム 理事設計部長 宇佐見 博之/設計部長 北條 隆幸

デザイナー

株式会社日建ハウジングシステム チーフデザイナー 波多野 浩、デザイナー 馬場 崇容+株式会社ランドスケープ・プラス 代表 平賀 達也+株式会社近田玲子デザイン事務所 代表取締役 近田 玲子

詳細情報

http://lions-mansion.jp/index.html

発売
2011年11月12日
販売地域

日本国内向け

設置場所

神奈川県藤沢市辻堂神台一丁目6番1

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

コの字型住棟配置によりもたらされる静かな中庭を中心にラウンジやカフェ、キッズコーナー等の共用施設をレイアウトし、これらを回遊動線で結んでいる。中庭はダイナミックな地形のうねりと水の流れからなり、共用施設が取り巻くことで常に外構と共用施設が視覚的に繋がる構成としている。さらに湘南の郷土種を中心とした植栽計画により樹木に包まれる心地よさを感じることのできるランドスケープとした。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

湘南の景観と風を最大限住まいに取込む事を目的に、コーナーサッシやサッシの最大化、バルコニー手摺に再生木ルーバーを用いて「風の道」を造ると共に、住戸内にも風を取り入れ、機械に頼ることなく快適な生活を送るための工夫を行った。またバルコニー手摺はガラスと躯体の範囲を調整し、眺望とプライバシー確保の両立を行うことで、快適で安心な居住環境を実現した。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

電気を作る、水を備える、情報を繋ぐ、安心を備えるをテーマに、大規模災害時に継続した自宅生活を可能とする防災システムを実現した。共用部の電源確保だけでなく、各住戸へ3日間500Wの電力供給、480ℓの給水、共用部WIFI設置による情報インフラの整備、更に十分な防災備蓄品を確保し、安心な生活環境で心身の健康維持を可能とした。東日本大震災以降、この持続可能な新防災システムは、他の集合住宅の規範となった。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

一般的に閉鎖的になりがちなメインエントランスは、空間全体を巨大なガラスコリドールとして、緑を開放する都市景観を創った。戸建住宅エリアに対しては幅広い緑道を整備し、プライバシーを確保するとともに、自然を楽しむプレイロットや災害時の利用を想定したかまどを設け地域コミュニティを創出した。地域の安全性・快適性を最大限活かし、周辺環境の向上に寄与することで、集合住宅の社会的価値を高める先進的事例を実現した。

ユーザー・社会に伝えたいこと

集合住宅を新たな「社会基盤」として捉えてデザインすることの重要性を再認識することで、理想的な集合住宅のあるべき姿を実現した。東日本大震災以降飛躍的に普及し始めた防災ニーズに先駆けて、震災発生以前から防災意識レベルを見直し、震災発生時の安全性だけでなく継続した自宅生活を可能とする新防災システムを構築、その重要性を住宅業界へ広く発信することで防災マンションという新たなジャンルを確立したと自負している。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

神奈川県藤沢市辻堂神台一丁目6番1
ライオンズマンションホームページ
一条工務店ホームページ

審査委員の評価

本格的な震災を想定して、様々な防災システムを備えた集合住宅である。相模湾に近い辻堂に立地しているため、近未来に想定されている東海大地震に対する防災的な備えを持つことが第一に考慮されている。さらに日常的には、南側の相模湾と北側の緑地に挟まれた立地を活かして、日射や通風などの気候制御を行う試みが盛り込まれている。

担当審査委員| 難波 和彦   篠原 聡子   手塚 由比   古谷 誠章  

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