GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
戸建住宅群 [サニーヴィラ 室見一丁目 ザ・テラス]
事業主体名
西日本鉄道株式会社
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
西日本鉄道株式会社 (福岡県)
受賞番号
13G090848
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

コモンスペースを中心に6棟の建物を配した防犯戸建住宅群。防犯サッシや人感センサー付き外灯などのハード面に加え、コモンスペースがもたらす居住者コミュニティによって充実した防犯機能と「安心」を居住者と地域に提供する。その性能の高さはNPO法人福岡県防犯設備士協会による「セキュリティ・ホーム」第1号認定を受けたことでも証明された。また都市部でありながら福岡市が誇る清流「室見川」に隣接という好立地を活かし、開放的な屋上庭園や川へと続くウッドデッキなど豊かな自然を余すところなく日々の暮らしに取り入れる工夫を施した。まさにデザインによってこれからの都市型生活のあり方を提案する画期的な戸建住宅群である。

プロデューサー

西日本鉄道株式会社 住宅事業本部 戸建住宅事業部 部長 石坂誠治

ディレクター

西日本鉄道株式会社 住宅事業本部 戸建住宅事業部 商品企画課 課長 岩崎幸喜

デザイナー

株式会社シバタ設計 代表取締役 柴田博+有限会社 ネギ・プロ 代表取締役 松林洋一

詳細情報

http://www.nishitetsu.ne.jp/kodate/muromi1chome/

竣工
2013年4月
価格

5,390 ~ 5,850万円

販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

福岡県福岡市早良区室見一丁目28番21号 他

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

当建物は、将来間取りの変更ができるよう間仕切りの設置や撤去が可能な構造とすることで家族構成やライフスタイルに合わせて自由にアレンジできる柔軟性を持たせている。また、階段や浴室、トイレに手摺を設置したほか、玄関や脱衣室に手摺を設けられるよう下地補強を行うとともに、住居内の段差を解消するといった身体的に配慮した仕様を取り入れ、暮らしの中の「安心・快適」を長期的に提供し続ける戸建住宅を造り上げた。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

コモンスペースを中心に住宅を向かい合わせることで居住者同士が自然に顔を合わせる仕組みとした。お互いの「顔」がわかるコミュニティが形成されることで、近隣居住者との適度な距離感を保った快適な生活とともに不審者の侵入を発見・防止する効果も期待できる。ストーカーや侵入犯による凶悪犯罪が相次ぐ中、マンションでなく戸建住宅においても快適性と防犯性を両立させたスマートな都市生活が可能であることを示した。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

都市部の戸建住宅は土地価格の関係から高額になりがちであるが、配列、配色などの工夫により狭小と感じさせないデザインの住宅とすることで、敷地面積を必要最小限に絞り込み、敷地コストを圧縮した。また、高コストな防犯部材を採用しながらも、その形状や設置場所などを工夫することで部材コストも最小限に圧縮。その結果、都市部でありながら安心で快適な戸建住宅を一般価格帯で実現することに成功した。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

居住者全員が安心して豊かな暮らしを享受できる「セキュリティ・ホーム」の普及が地域の犯罪抑制・減少に繋がることを期待する。また、長期優良住宅である当物件は、スクラップアンドビルドではなく、維持管理を行い長く居住することで環境負荷低減に貢献する。親から子へ、子から孫へ受け継がれ、時の流れに応じて間取り変更も可能なサステナブルな住宅を実現させている。

ユーザー・社会に伝えたいこと

西日本鉄道の企業理念「あんしん・かいてき・ときめきを提供し、地域とともに発展する」を限りなく高いレベルで実現した戸建住宅です。極めて高い防犯性能に加え、豊かな自然環境、都市生活の利便性、長期優良住宅としての環境負荷低減機能、そしてコストパフォーマンスのすべてを兼ね備えた当物件が戸建住宅デザインの理想のひとつとなり、福岡だけでなく日本の戸建住宅をリードしていく存在となることを願っています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

福岡県福岡市早良区室見一丁目28番21号 他
サニーヴィラ 室見一丁目 ザ・テラス

審査委員の評価

防犯は、日本にあっても現在の重要な住宅のテーマではあるが、個別の住宅やコミュニティをゲーテッドにすることでは、街としての防犯はむしろ阻害される。サニーヴィラ 室見一丁目 ザ・テラスでは、防犯に対して、開口部の取り方など部分の工夫もさることながら、6戸の住宅の入口をコモンスペースとしてデザインすることによって、相互の視線を防犯のインフラとして利用する構成としている。住戸の外観や外構のデザインも変化と抑制のバランスがよく取れている。

担当審査委員| 難波 和彦   篠原 聡子   手塚 由比   古谷 誠章  

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