GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
賃貸併用住宅 [hana]
事業主体名
株式会社プリズミック
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
株式会社プリズミック (東京都)
川辺直哉建築設計事務所 (東京都)
受賞番号
13G090846
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

3つの賃貸と1つの専用住宅を併用した建物である。駅前の喧噪から少し離れ、周辺は戸建て住宅に囲まれている良好な住宅地で、木造2階建ての長屋を計画した。住戸形式はフラットやメゾネットタイプを立体的に構成することで、住戸に奥行きや広がりをもたせている。窓は出来る限り大きく空け、ルーバーやブラインドを用いる事で、周囲との関係を調整し、多様な居住者像を想定している。内装は白い壁面と無垢フローリングでシンプルにまとめ、勾配屋根や窓から入る光と風が季節に応じて快適な居場所をつくりだす。外壁は周辺環境に馴染むグレー系を選択し、木製ルーバーは落ち着いた色に塗装して、暖かみや安心感のある住まいになっている。

プロデューサー

株式会社プリズミック 児玉高文、木村映美

ディレクター

川辺直哉建築設計事務所 川辺直哉

デザイナー

川辺直哉建築設計事務所 川辺直哉、田岡博之、上野宏岳

詳細情報

http://www.kawabe-office.com/index.html?page=topic_detail&category_part=1&id=251

利用開始
2013年1月10日
販売地域

日本国内向け

設置場所

目黒区東京都中町

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

外観を特徴づける木製ルーバーは、入居者のプライバシーを守りながら、外に対しても暖かみのある表情をつくっている。窓を間口一杯開けながらも、ルーバーや内部のブラインドによって光の量や風通しを調整することができる。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

住戸は同じプランがなく、メゾネット等の空間的特徴をそれぞれにもたせる事で、様々な入居者のライフスタイルに対応できると考えている。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

遮音性能や恒久性のあるRC造の共同住宅が業界の主流になりつつあるが、小住宅を少し上回る規模の木造建築が社会的に認知されることで、優秀な刻み師や鳶などの人材の育成につながると考えている。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

一概に木造住宅が環境にやさしいわけではないが、住宅を賃貸併用とする事でその寿命は延びるのではないかと考えている。オーナー不在となっても運営可能である点や、ワンルームやメゾネットなど、部屋の構成を固めないことで、時代のニーズに対応し、少しでも長く人々に住まわれる建物になるはずである。フロー中心の住宅供給構造を変えるきっかけになればと考えている。

ユーザー・社会に伝えたいこと

まず、「グッドデザイン賞」という広く一般に認知されたデザインを評価する場があるということに非常に感謝しております。そしてそのような名誉ある賞を頂いた事で、今後とも「デザイン」を媒体に広く社会に向けて活動していくことが出来ればと考えております。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都目黒区中町
株式会社プリズミック
川辺直哉建築設計事務所

審査委員の評価

比較的集密度の高い住宅地の中で、周辺環境を配慮して、軒を抑えつつ、内部にヴォイドを切り込むことでプライバシーと採光の確保を可能した、巧みな構成である。周辺に設けられた適度な空き地が、集密な周辺環境に対して有効に作用している。全体の形態も木造の柔らかな構造を生かした独自性のあるデザインとなっている。

担当審査委員| 難波 和彦   篠原 聡子   手塚 由比   古谷 誠章  

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