GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
住宅 [にわやリビング]
事業主体名
新産住拓株式会社
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
新産住拓株式会社 (熊本県)
受賞番号
13G090818
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

のどかな田園地帯が広がる熊本市近郊において、近くの山の木を中心に100%国産の天然乾燥材(主要構造部)及び、森林認証材を活用してつくられた住まい。「にわや」とは熊本の方言で土間のことを指し、昔から「ソト」と「ナカ」をつなげる空間として使われてきた。「にわや」に周りの自然が生み出す涼風を通し、厳しい南国の暑さの中でも快適に過ごすことが可能な通り土間がある空間構成とした。さらに室内のプライベートスペースを分け、建物の中心に「にわや」を設けることにより、友人や地域の方とのつながりを生み出す、「にわやリビング」を提案した。

プロデューサー

新産住拓株式会社 代表取締役社長 小山英文

ディレクター

新産住拓株式会社 坂本憲昭

デザイナー

新産住拓株式会社 梅田健之、渡辺光子

詳細情報

http://www.shinsan.com

利用開始
2011年11月
販売地域

日本国内向け

設置場所

熊本県合志市

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

できる限り空調に頼らないことで、人間が本来持つ発汗作用による体温調節などの身体調整機能の衰弱を防ぐとともに、「住まいの空気質 基準は赤ちゃん」®をテーマに仕上材は木や紙や漆喰などを使用するのはもちろんのこと下地材に至るまで自然素材等にこだわり、安心できる空気質の住まいで、人にやさしいだけでなく、人を育てる住まい。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

自然が生み出す涼風を「にわやリビング」を通して空間に取り込むことで「普段暮らし」を心地よくする。そして農作業をしたり、人が集まったり等、使い方を限定しない空間で、普段暮らしプラス豊かな暮らしを楽しむ。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

森林認証材を使用し、持続可能な森林管理を行うことで、住まいをつくる「街側」だけではなく、生産者である「山側」の産業の維持・発展・雇用促進を生み出し、地域の活性化につながる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

森林認証材を使用し、森林を適正かつ持続可能な管理を行うことで、生物多様性に富み、水と土壌を守り環境保全につなげる。流通段階においても木材流通産直システムの構築により、運搬時のCO2削減に貢献。また、生活時においても空調による過度なエネルギー消費を抑えることで、CO2排出を削減し、環境保全に貢献。

ユーザー・社会に伝えたいこと

身近に豊かな自然があふれる地方だからこそ、自然の恵みで生まれた木材で暮らしを守る住まいをつくり、なるべくエネルギーを使わず生活できる心豊かな暮らし方を提案したい。また、地域に根付く住まいとして、コミュニケーションの場をつくり、地方における人・住まい・地域のつながり方を提案したい。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

新産住拓株式会社
新産住拓ホームページ

審査委員の評価

出来る限り省エネルギーな住宅を作るなら、その場所の風土を最大限に味方につけるべきだということを、具現化した計画である。建築地の春から夏にかけての主風向である南西から北東にかけて風の道に土間空間「にわや」を設けて、しかもその空間を地域コミュニティという意味でも内外をつなぐ空間として計画している。また、地元、熊本の材料を使用する木材産直流通システムの構築も今後の地方の住宅建設のあり方に示唆的である。

担当審査委員| 難波 和彦   篠原 聡子   手塚 由比   古谷 誠章  

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