GOOD DESIGN AWARD

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2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
住宅 [庭を愉しむ熊本の家]
事業主体名
株式会社すまい工房
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
株式会社すまい工房 (熊本県)
受賞番号
13G090814
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

これは熊本県熊本市郊外に建つ、庭を愉しむ家です。ここで住人は、敷地に点在する庭で樹木に和み、木陰に涼み、風を感じ、月を愛で、季節を愉しみます。そのふるまいを通して住人は、日々の生活が美しく、愉しいものだということを実感するのです。また庭と緩やかにつながる室内には熊本の杉を中心に自然素材で構成された木空間が広がっており、そこも1つの庭であるように感じます。庭がもたらす、四季の変化を愉しむ熊本ならではの感性豊かな生活のあり方を提案します。

プロデューサー

株式会社すまい工房 代表取締役社長 小山憲治

ディレクター

株式会社すまい工房 デザイン部 辻直子

デザイナー

株式会社すまい工房 デザイン部 小谷彩華、川島史紗子、藤井文代

詳細情報

http://www.sumaikoubou.net/

利用開始
2012年7月28日
価格

34,800,000円 (土地、建物、外構、照明、カーテン、エアコンを含む価格)

販売地域

日本国内向け

設置場所

熊本県菊池郡菊陽町

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

熊本の気候風土を考慮し、家に光や風を通し四季を愉しむために、庭を生活空間の一部としてとらえました。これは日本人が培ってきた生活文化の価値を今一度見直し、現代の日々の暮らしに自然体で取り入れることにつながり、日本人の持つ豊かな感性を改めて取り戻すことができます。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

夏の暑い日や雨の日、「大屋根の庭」は住人や近隣住人の日陰や雨宿りの場になります。気候の良い日には「緑の庭」で食事をし、月の綺麗な夜には「空の庭」で夫婦仲良く晩酌を。本物の木でできた室内空間「木空間の庭」は、経年美を重ね家族を森のように包み込みます。「お勝手の庭」は、洗濯物干や泥付野菜置場として陰ながら生活を支えます。庭を介し、家族や近隣住人とのコミュニケーションは五感を伴った愉しいものになります。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

家を構成する材料には、熊本の杉を中心とした森林認証材を使用しています。グループ会社と連携した持続可能な森林管理、認証林産木材流通システムの構築により、安定供給と持続可能な森林経営に貢献しています。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

森林認証材を使用し、持続可能な森林管理を行うことで、生物多様性に富んだ水や土壌が守られ、環境保全につなげることができます。流通段階においても木材流通産直システムの構築により、運搬時のCO2削減に貢献できます。また、「緑の庭」を通して家の中に入る涼やかな風は、熊本の厳しい猛暑において冷房負荷を軽減する効果が期待できます。

ユーザー・社会に伝えたいこと

私たちは、日常生活の中で五感を使って自然を感じ、家族と時間を共有することが豊かな生活の礎になると考えています。住まいには機能性を備えるだけでなく、日本人の古くからの文化である庭とのつながりを取り入れています。このような暮らしが増えていくことで、より豊かな暮らしを愉しむ街づくりへと繋がることを期待しています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

熊本県菊池郡菊陽町

審査委員の評価

日本の伝統的な住居には、戸外と繋がる豊かな空間や仕掛が様々にあったが、近年は室内環境が人工的にコントロールされるようになり、戸外とのつながりは稀薄になっていった。この「庭を愉しむ熊本の家」では、「大屋根の庭」というおおならかな庇下の空間やリビングに面して設けられた縁側など、内外をつなぐ空間が現代の生活を豊かにする形で計画されている。また、そうした生活の表出が、街とのつながりを意識している点も多いに評価できる。

担当審査委員| 難波 和彦   篠原 聡子   手塚 由比   古谷 誠章  

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