GOOD DESIGN AWARD

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2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
PETボトルつぶし機 [PET & ECO(ペタンコ)]
事業主体名
株式会社久宝金属製作所
分類
公共のための機器・設備
受賞企業
株式会社久宝金属製作所 (大阪府)
受賞番号
13G080760
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

子供達がPETボトルをつぶすためのの遊具感覚の装置。自治体の赤字PETボトル回集、価格変動によるPET材料の海外流出や非再生廃棄など、かさばり採算性が悪いPETボトルのリサイクル問題を解決する社会実験商品。子どもが保育園などの施設に持ち寄り集めたPETボトルをこの装置でつぶす。それを資源再生業者が直接回収することでコスト問題を解決、実効的エコリサイクルにつなげる。子どもには業者からお礼にPET再生品(フェルト生地等の教材)が贈られる。子供が使うものとして、安全で丈夫な設計と操作や仕組みが直感的に分かることを重視した。

プロデューサー

株式会社久宝金属製作所 代表取締役 川添光代

ディレクター

ハーズ実験デザイン研究所 代表取締役 ムラタ・チアキ

デザイナー

ハーズ実験デザイン研究所 三上嘉啓+株式会社久宝金属製作所 古川 多夢

発売予定
2013年8月1日
販売地域

日本国内向け

設置場所

保育所 幼稚園 学校等の育児、教育施設

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

蓋を開けるとハンドルがロックされ、ハンドルを動かすと蓋がロックされる安全な構造。出口と圧縮機構の距離と位置関係で指はさみなどの事故を防いでいる。体重利用と増力で3歳児の体格でも強固なPETボトルをつぶせる。蓋に凹んだ取っ手、ハンドルの配色とコントラスト、つぶれたボトルが滑り出るなど操作やフィードバックが明快。強固でシンプルな金属フレームで子供の手荒な使用にも耐え、長く使える。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

子供たちが生活から出るごみを仕分け、集め、つぶして資源再生業者に渡すという流れに関わる事で、生活環境を整える力や理科社会的な観察力、知恵を身に付けていく機会となる。子供たちの美化やリサイクルへの社会参加は、地域全体の規範となり得る。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

かさばり手間がかかるため採算性が悪く、公的サービスに依っている使用済PETボトルの回収の事業化を実現する。 地元の資源再生業者が主体となり、本製品を地域内の児童施設に貸し出すことで巡回回収のネットワークを構築する。業者には材料の安定供給、自治体にはコスト削減、児童施設には社会学習機会、子供たちにはリサイクル品のプレゼントなどのメリットが生まれる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

自治体が手間とコストをかけて回収したPETボトルは海外業者に買い取られることが多く、資源と公的コストの流出、エコとしての実効性が問題になっている。 本製品を用いた資源再生業者による事業化で、リサイクル率アップ、運搬コストと環境負荷の削減、工程の透明化、高付加価値の再製品化、地域事業化による地域活性などの効果が期待できる。

ユーザー・社会に伝えたいこと

エコや環境は大きく大切なテーマですが、個人的な小さな行いに対して相手が大きすぎるし、結果を見たり感じたりする機会がありません。でも、環境は小さなことの積み重ねそのものです。ちいさなやる気や動きが積もり積もって社会や環境を良くしていくことを目に見える形にして、エコが楽しくワクワクすることになるようにと思い、この製品をデザインしました。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社久宝金属製作所

審査委員の評価

子供達がPETボトルの回収をおこなうために、つぶすことができる遊具を、つぶす機構とプロセスを見ることができる装置としてデザインされている点が評価された。3歳の子供にとっても両手で扱うことができるレバーの十分なサイズ、興味を引きつける色などによりデザインが特徴付けられている。また、それらは安全で丈夫、操作や仕組みが分かるようになっている。

担当審査委員| 柴田 文江   小林 昭世   佐々木 千穂   和田 達也  

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