GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
オクリュージョン バルーン カテーテル [アテンダントデルタ]
事業主体名
テルモ・クリニカルサプライ株式会社
分類
研究・教育・医療のための機器・設備
受賞企業
テルモ・クリニカルサプライ株式会社 (岐阜県)
受賞番号
13G070662
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

肝臓癌治療の一つとして日本が誇る「肝動脈化学塞栓術」の分野においては、従来のマイクロカテーテルによる治療を上回る効果が期待されるオクリュージョンバルーンカテーテルを用いた治療が開発されています。その治療においては、低侵襲且つ、より末梢血管に到達できるオクリュージョンマイクロバルーンカテーテルが求められていました。『アテンダントデルタ』は、外径を1.0mm以下と細くするとともに、当社マイクロカテーテル「プログレート」で実績のある独自の親水性コーティングを採用しました。『アテンダントデルタ』により、従来では実現できなかった末梢血管での治療を低侵襲的に施行することが期待されています。

プロデューサー

テルモ・クリニカルサプライ株式会社 村田幸彦

ディレクター

テルモ・クリニカルサプライ株式会社 長尾重義、 後藤一美、 飯田浩司

デザイナー

テルモ・クリニカルサプライ株式会社 川瀬達也、 小林正宗、 中西望、 前田貴裕+日立総合病院 放射線診療科 入江敏之

詳細情報

http://terumo.clinicalsupply.co.jp/news/detail_00038.html

発売
2013年3月4日
価格

123,000円 (保険償還価格)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

カテーテル治療は開腹せずに肝臓癌治療が可能なため、患者様に対する身体的負担、痛みなどを軽減することができます。さらに、『アテンダントデルタ』は先端にバルーンが付いていながら、末梢血管に抗癌剤の投与ができるため、抗癌剤によるリスクの低減が期待できます。また医師に対しても、柔軟性、滑り性に拘ったカテーテル形状、構造のデザイン工夫により、操作性を高め、より末梢血管での治療と手術時間の短縮が期待できます。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

開腹せずに肝臓癌の治療ができるカテーテル治療の特徴と併せ、オクリュージョンバルーンカテーテルによる治療効果の向上が期待できるため、トータルの入院期間が短く、患者様は短期間で通常の生活に戻ることができます。結果として、患者様自身の経済的な負担の軽減につながると共に、抗癌剤で起きるリスクの低減によって、再治療による治療費用の削減に貢献できる可能性があります。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

テルモグループの理念である、「人にやさしい医療へ」に基づく『アテンダントデルタ』を含めた、低侵襲医療を実現する商品群は、医療の新しい流れを促進させ、医療関連産業の活性化に貢献しています。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

社会的な医療費の増大が問題となっているなかで、『アテンダントデルタ』はより選択的且つ効果的な抗癌剤の投与により、抗癌剤で起きるリスクの低減が期待できるため、医療費削減への貢献が期待できます。また、挿入時の操作性を追求することで、医師のトレーニング時間、手術時間の短縮など、ひとりの医師がより多くの患者様を治療できることへの貢献も目指しています。

ユーザー・社会に伝えたいこと

より低侵襲な治療・新しい治療により、患者様や医療従事者の皆様に「人にやさしい医療」、革新的な商品を通して「新しい価値」を提供し、私達は医療を通じて社会へ貢献し続けます。また、「岐阜発の革新的な商品をグローバルに発信し世界の医療に貢献する」これが私たちの夢であり、この夢の実現に向けて私たちは日々挑戦し続けています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

購入:医療機器取扱業者(医療従事者しか使用出来ません)    見る:弊社(本社)・IVR治療実施病院

審査委員の評価

本製品は、患部付近の末梢血管において、バルーンで血流を制御し、効果的に薬液を注入するための医療器具である。細く入り組んだ末梢血管への到達性を高めるため、従来品より外径を細くし、かつ独自の親水性コーティングを施すことにより、摩擦抵抗を低減している。末梢血管内を患部のより近くまで到達できることで、薬液の集中的、効果的注入が可能となり、高い治療効果を得ることができる。医師にとっての操作性が向上し、患者にとっても低侵襲で負担が軽減される、優れた医療機器となっていることを評価した。

担当審査委員| 安次富 隆   内田 まほろ   重野 貴   村上 存  

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