GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
分解組立式電気自動車キット [ピウス]
事業主体名
株式会社モディー
分類
研究・教育・医療のための機器・設備
受賞企業
株式会社モディー (岩手県)
受賞番号
13G070656
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「PIUS」は分解組立式電気自動車キットとして、自動車の基本構造と次世代自動車(EV車等)の基礎技術を、分解組立体験を通し学ぶ総合学習教材です。また、自動車の技術開発における実証試験に使用する研究用ベース車両として開発しました。構成部品は必要最小限の100ユニットで構成され、公道走行に必要な安全基準を満たした構造になっています。このキットカーはシンプルな構造により、学習内容・段階教育・研究ニーズ・研究課題に合わせユーザー自身が自由にカスタマイズする事が可能です。このキットカーを使用したカリキュラムは、時代が求める次世代モビリティーを開発する創造性豊かな人材育成に寄与していく事を目的としています

プロデューサー

株式会社モディー 代表取締役 村上 竜也

ディレクター

株式会社モディー デザイン開発室 シニヤマネージャー 星宮 祐樹/第一プロジェクト室 車両設計グループ エキスパート 野中 智也

デザイナー

株式会社モディー デザイン開発室 デザイングループ マネージャー 出口 真樹子、外舘 敦史/電装設計グループ 今野 翔太

詳細情報

http://www.pius-kitcar.com

レンタル及びカスタマイズ受託開始
2013年4月
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

安全な100ユニットの部品を一日で組み立て、ミニカー登録で公道を走る事を可能にした分解組立式キットカーです。キットカーの電圧は36Vと安全、バッテリーは鉛電池が搭載され、電気についての危険性は極めて少ない構成となっています。また専門の教育・段階的な教育に対応した教材であり、実験レベル・開発内容に応じた機能・性能をユーザー自身がカスタマイズ可能な事により、創造性の豊かな人材育成を可能としています

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

キットカーの分解組立体験は小学生低学年から実施可能であり、「親子自動車体験教室」、「中学生の科学もりづくり教室」「専門技術者養成学校」「高専や大学・工業高校における高等教育」等を通し、親子の絆を深め、創造性豊かな人材の育成、電気技術を用いた製品の利用促進、次世代自動車の普及により温暖化の防止・公害の防止等の化石燃料を使用した製品に代わる未来が求める次世代モビリティーの開発に寄与するものです

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

産業界においては化石燃料に代わる次世代モビリティーの開発(EV化等)は必要不可欠な状況に迫られており、地域や環境にマッチした製品を開発する人材は不足しています、創造性豊かな人材がベンチャー企業を立ち上げ、中小企業の技術がオリジナルブランドを作り、大手自動車メーカーが新たなニーズに対応した製品の開発を行うための人材を求める中、世界的レベルで人材育成可能な体験型の次世代自動車を学ぶ総合学習教材です

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

今後40年で化石燃料が枯渇する状況、世界規模での地球温暖化対策、公害のない世界創りが求められています。これらの開発に携わる人材の育成は大学や高専・専門校等で実施されていますが、大震災以降、技術革新は急激に加速し、これに対応する人材育成は専門教育が遅れている状況です。時代や産業界が求める開発人材の育成の一環として、また後進国等におけるEV化の先端教育として、役に立つ次世代自動車(EV車)の教材です

ユーザー・社会に伝えたいこと

創造性豊かな人材育成と『夢を実現するツール』として「PIUS」は誕生しました。人に優しく、親しみやすい流線型のボーデー、シンプルな構造でありながら自動車の基本構造を有し、洗練された100ユニットの部品構成を要するPIUSは、昔からある日本のものづくりの原点を彷彿させ、貴方の心を擽るキットカーです。PIUSをステップに時代が求める次世代のオリジナルモビリティーを創作してください

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社モディー 独立行政法人国立高等専門学校機構一関工業高等専門学校
「PIUS (ピウス)」 ホームページ
株式会社モディー(岩手県一関市字沢297-14 TEL/0191-23-4373)
(独)国立高等専門学校機構 一関工業高等専門学校(岩手県一関市 TEL/0191-24-5902)

審査委員の評価

自動車の基本構造とEVの基礎技術を、実際に組み立てることによって学ぶことができる、画期的、先端的な教材である。教材は100のユニットで構成され、丸一日で組み立てが完了し、公道を実際に走ることができるという、シンプルな仕組みと達成度を設計した、完成度の高い教育教材である。未来において中小、ベンチャー企業の進出が見込まれるEV製品の担い手となるエンジニアの卵を対象に、本格的な教育機会の提供を可能にするとともに、ワークショップやイベントでの使用では、子供たちから大人まで多くの人たちにが、自動車や電気について学ぶ機会を作り出している。東日本大伸震災復興支援の取り組みとして、地域企業と連携しながら、企業のもつ技術ノウハウを広く教育や社会貢献に生かした、意義の高いデザインであり、プロジェクトである。

担当審査委員| 安次富 隆   内田 まほろ   重野 貴   村上 存  

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