受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
- 概要
SACLAは2013年現在、世界に2基しかないX線自由電子レーザー施設の一つ。高エネルギー電子線形加速器からの電子をアンジュレータという発光装置に導き、X線レーザー光を発生させる。この光は原子レベルの世界の形や動きを見て研究するのに適したものであり、様々な物質が原子レベルでどう働くかを明らかにする。世界一コンパクトにデザインされた施設で、世界一短い波長(0.063ナノメートル)を実現し、世界で最も小さいものを観察できるX線とも言える。日本の独自技術を結集した「国家基幹技術」として整備され、2012年から共用に供されている。
- プロデューサー
理化学研究所 放射光科学総合研究センター
- ディレクター
理化学研究所 放射光科学総合研究センター
- デザイナー
理化学研究所 放射光科学総合研究センター
- 詳細情報
- 利用開始
- 2011年3月
- 販売地域
日本国内向け
- 設置場所
兵庫県赤穂郡上郡町、たつの市新宮町