GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
SGスワン [アルミ合金製幅木]
事業主体名
ジー・オー・ピー株式会社
分類
開発、生産、製造のための機器・設備
受賞企業
ジー・オー・ピー株式会社 (東京都)
受賞番号
13G070652
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本製品は建築等に使用される”枠組み足場用”の【幅木】です。平成21年6月1日に労働安全衛星規則に幾つかの改正が有りました。建設業等において、足場からの堕落・転落事故を防止をする為、また足場板から不意に外部に落ちてしまう飛来物事故を防止する為の新基準です。しかし、枠組み足場は枠組みメーカーにより微妙な寸法と機構の違いを持ち、レンタルメーカーは在来所有の製品の活用に悩んでいました。そんなユーザーの希望に添い、様々な枠組み足場に応用出来き、微妙なサイズレベルにも”伸縮してフィットする”、さらに業界最軽量をも実現させ、新基準に対応したアルミ合金製幅木、それが本製品【SGスワン】です。

プロデューサー

ジー・オー・ピー株式会社 代表取締役社長 千田豊治

ディレクター

ジー・オー・ピー株式会社 副社長 千田寛子

デザイナー

ジー・オー・ピー株式会社 技術部部長 澤田誠、技術部課長 割田哲弘

詳細情報

http://www.gop.co.jp/downroad/pdf/sg_swan.pdf

発売予定
2013年10月
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

『SGスワン』は0.9kg〜2.2kgととても軽量です。低層部から高層部までを施工するとなると、枠組み足場上で、何往復も荷物を運ばなければ行けないシチュエーションになり、鳶職人の方にも扱いやすい仕様としました。体力が無い方、高齢者には重量が有る製品を扱う事はとても重労働です。ワンタッチ機構で、番線や工具を使わず簡単に設置・固定する事が可能です。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

枠組み足場は、主に建物外部に設置される足場で、事故となると深刻なものが想定されます。設置をする鳶職任さんにも、工事を進めるその他職人の作業員さんにも安全な生活の一部である作業環境を整えて頂きたく、本製品を製作致しました。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

『SGスワン』は建設作業の安全を守る製品です。枠組み足場からの堕落事故、飛来物を防止する製品です。材質はアルミ合金製で業界最軽量を目指しました。スチールや木製の従来品に比べると、軽量で扱いやすく、作業の向上にも役立ちます。また、脱着をしなければいけないケース「左官作業」「塗装」「タイル貼り」などで建物側の巾木を一度取らなければいけない場合にも、従来よりも簡便で安全な作業を提案できます。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

『SGスワン』は建設作業の安全を守る製品です。材質はアルミニウムで、長期に渡り使用が可能です。故障想定個所をモジュール化する事で、アフターメンテナンスを容易としました。長く使用出来る事で環境に配慮をし、廃棄する際にはアルミニウム(原料)に戻ります。

ユーザー・社会に伝えたいこと

本製品は、建設現場での使用を目的として企画製作いたしました。枠組み足場作業を省力化する事でユーザーへの肉体負担を減らしたいと思いました。作業員さんが使いやすく、尚かつ楽しんで頂ける様なデザインを目指しました。日本の建設技術は世界に誇れる技術の一つかと思います。そのクリエイトに”安全製品”と言う形で応援がしたく、現場の声を聞き、改善を重ね【SGスワン】をデザインしました。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ジー・オー・ピー株式会社
カタログページ

審査委員の評価

従来の建築現場などで使用される枠組み足場用の幅木には鋼製などがあるが、2.5〜6.5kgと重かった。当アルミ合金製幅木は、幅木をアルミ合金にすることによって、重量を0.9〜2.2kgに軽量化したことが一番の特徴である。足場からの転落防止や、工具類や資材などの落下防止に求められる耐加重は足場ほど大きくないため、アルミ合金を使用し、軽量化を図ることによって、作業者の負担を軽減したことは賢明な選択と言える。アームをスライド式にすることによって、バン線や工具なしでもワンタッチで枠組み足場に取り付けられる工夫もある。本体も伸縮するため、メーターサイズ、インチサイズいずれの枠組み足場にも対応させることもできる。また、幅木と直交するように幅木と足場の隙間を埋める落下防止帯も備えており、安全性にも十分配慮している。このように様々な機能を備えながらも、現場外側から見える本体側面は、フラットな板と伸縮アーム部しか見えないため、作業現場の資材としては美しい外観も提供している。当アルミ合金製幅木のような視点で枠組み足場もデザインされれば、長期にわたる建築現場が町の景観を壊すことも少なくなるかもしれない。

担当審査委員| 安次富 隆   内田 まほろ   重野 貴   村上 存  

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