GOOD DESIGN AWARD

閉じる
キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
大型トラック [クエスター]
事業主体名
UDトラックス株式会社
分類
産業領域の移動機器・設備
受賞企業
UDトラックス株式会社 (埼玉県)
受賞番号
13G060596
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

近年お客様が大型トラックに求める燃費、稼働率、信頼性といった基本性能を重視し、成長著しい中国、インドを含むアジア、アフリカ、中東、中南米の幅広い市場のお客様に納得していただける価格かつ高品質な製品を目指した。品質と価格のバランス達成のため地産地消のメリットを考慮し生産拠点をインド、タイ、中国に設立。開発拠点についてはインドが担うが、UDトラックスの高い開発基準に合致させるべくUDトラックス開発チーム主導で、価格と品質の両立を実現。また、ターゲットがグローバルであることから、圧倒的に豊富な車種バリエーション、マーケット特有の仕様、各国法規・安全対応等、様々なお客様が納得する商品を作り上げた。

プロデューサー

UDトラックス株式会社 グローバルブランド プロダクトマネージメント バイスプレジデント 松尾泰造

ディレクター

UDトラックス株式会社 コンプリートビークル プロダクトデザイン ダイレクター 白鳥敏雄

デザイナー

UDトラックス株式会社 コンプリートビークル プロダクトデザイン プロジェクトマネージャー 関口徹、デザイナー 居内孝行、岸本良介、清水久朗

発売予定
2013年8月
価格

4,890,000 ~ 7,950,000円 (販売国、仕様及び為替レートによって価格は変動します。上記価格には架装物は含まれません。)

販売地域

国外市場向け

設置場所

アジア、オセアニア、中東、アフリカ、中南米

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

欧州安全基準をクリアしたキャビンを新開発。ダッシュボードは長距離運転の疲労軽減に配慮した使いやすい形状とした。メータークラスタには4.5インチ大型液晶ディスプレイを搭載、水温や油圧レベル、故障診断内容など車両状態を表示し安全運行をサポート。また、フューエルコーチングシステムは燃費効率に最適な運転操作をメーターに判りやすく表示し、ドライバーの能力に関わらず低燃費運転ができるよう配慮した。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

日本メーカーの大型トラックにはなかったロングハイルーフキャビンを採用し、より広い車内空間を実現、ウオークスルーレイアウトとあわせ、ドライバーが運転時以外の時間もゆったりと過ごせるよう配慮した。2段ベッドの装備も可能となり、2名での長距離運行のニーズに応えた。また、収納スペースも多用途に使える270Lの広い容積を確保。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

運行管理者がトラックの運行状況や経路を的確に把握できるテレマティックスサービスを採用、安全、高効率な輸送に貢献している。また、破損しやすいバンパコーナーは着脱可能な別体品とし、ヘッドランプも短時間で交換できる取り付け構造にする等、運行の稼働率向上に配慮。フロントパネルとグリルはプラスチック一体成型、フォグランプは入手しやすい標準的な丸型を採用し、車両価格を抑えることにも配慮した。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

グローバルなVolvoグループの強みを活かし開発は欧州、日本とインドが連携、生産は日本の品質管理手法を導入したタイ・インド・中国の3工場、Questerは12か国のプロジェクトメンバーにより企画・開発・生産され、国際社会での協調を実践。車両は欧州排ガス規制のEURO3〜5に対応し、キャブはフロントコーナー部を従来車より丸く滑らかにするなど空力特性の向上を図り燃費改善とCO2削減に貢献している。

ユーザー・社会に伝えたいこと

UDトラックスは日本伝統のものづくりの強み、Volvoグループのグローバルな強み、現場を重視する姿勢の3つを基本とし、機能と効率、価格のベストバランスを製品とサービスに実現することを目指しています。そのコンセプトのExcel on the Essentialsを実践したトラックがこのQuesterであり、これからもUDトラックスは日本のブランドとして世界のお客様や環境に貢献したいと考えています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

アジア、オセアニア、中東、アフリカおよび中南米のUDトラックス販売店で購入可能です。

審査委員の評価

ロジスティクスのモビリティ・デザインでは,長距離化や国際化に起因して,信頼性,低燃費,居住性をどのようにしてバランスさせるかが難しい.さまざまな製造地での組み立てを可能にしつつも,豊富な車種バリエーションと各国法規への対応を実現.また長距離運転の疲労軽減のためのベーシックなデザインを多元的に高いレベルで実現している点も特筆すべきであろう.雀蜂を思わせる印象的なフロントの仕上げ,水温や油圧レベル、故障診断内容の把握,フューエルコーチングシステムも併せて実装しており,世界標準のロジスティクスモビリティといえよう.

担当審査委員| 山田 晃三   羽藤 英二   原 研哉   森口 将之  

ページトップへ