GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

受賞対象名
超小型2人乗り電気自動車 [TOYOTA i-ROAD]
事業主体名
トヨタ自動車株式会社
分類
生活領域の移動機器・設備
受賞企業
トヨタ自動車株式会社 (愛知県)
受賞番号
13G060586
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

世界の人々に、近未来への期待と驚き、そしてかつて無い楽しさを提供する新ジャンルパーソナルモビリティ。トヨタが一貫して開発を続けているパーソナルモビリティとして「安全、軽快、コンパクト、繋がる、楽しい」をコンセプトに具現化を目指し、渋滞や駐車スペースなど都市における交通問題の緩和と低炭素社会の実現に貢献する超小型2人乗り電気自動車。取り回しの良いコンパクトな車体と、緻密に電子制御されるアクティブリーン機構により、誰もが安全に爽快な走りを堪能できる。

プロデューサー

トヨタ自動車株式会社

ディレクター

トヨタ自動車株式会社 専務役員 デザイン本部長 福市得雄

デザイナー

トヨタ自動車株式会社 デザイン本部 グローバルデザイン企画部

詳細情報

http://www.toyota.co.jp/

実証実験予定
2014年3月
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

旋回時にも横方向のGがかからずドライバーの真下に力がかかるように車両が傾いてくれるので、通常の自動車のようにシートで横方向に体を支える必要がなく快適な走行が可能。バイクのようにドライバーがバランスをとって走行する必要がなく、誰でも簡単に運転できる。また傾いて走行するこれまでのモビリティにはない新感覚の楽しいドライブフィーリングを提供できる。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

バイク並みの車幅により、自宅のちょっとしたスペース、駐車場の一角など簡単に駐車可能。また道路走行時にも1車線を占有することなく道路端をスムーズに走行できるので、現在の道路環境に容易に溶け込める。また屋根およびドアを備えることで天候に左右されることなく室内でミュージックなどを自由にを楽しむことができる快適性を実現。ヘルメット不要で近距離を気軽に安全に走行可能。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

アクティブリーン機構など新モビリティに相応しい価値を付加する新技術を採用しており技術立国に貢献。また、都市間の移動には公共交通を利用し、生活エリア内ではパーソナルモビリティとしての使い方や、カーシェアリングなど、このカテゴリーの特徴を活かした使い方によって、インフラ事業の拡大につながる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

1〜2人の移動において、占有空間、消費エネルギー、CO2排出量を最小化した2人乗りのモビリティ。公共交通機関との連携も含め交通システム全体の環境性能向上に貢献。

ユーザー・社会に伝えたいこと

「小さなクルマを強くカッコいい存在に仕立てたい。」簡単に見えて実は非常に難しい。一般的に小さな乗り物は、安価で弱く頼りない。安全性の観点からも小さなモビリティーは安全性に欠けると想像されがちである。我々はこの「小さい」から想像される印象を払拭し人に注目され強くカッコいい存在に変える事。それは我々の挑戦でもありデザインの力を持って実現したいとの思いで取り組んだ。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

実証実験予定
http://www.toyota.co.jp/

審査委員の評価

トヨタ自動車が10年以上前から開発研究を続けた「パーソナル・ビークル」のひとつの回答である。コンパクトカーの未来が「高度な車椅子」ではないことを示してくれたこのプロトタイプに、多いに救われた。後輪は1輪、これがステア(舵取)する。駆動輪となる前輪は2輪だがステアしない代わりに、左右が互い違いに上下スライドする。これによってオートバイのようにリーン(傾斜走行)できる。この機構は前例がない。オートジャイロ機構を備え、ドライバーの体重や走行速度、ハンドルの切り角を瞬時に計算する。ここに、高度電子制御技術なくしてはなし得なかった、ドライビングを楽しむ「能動的モビリティ」が誕生した。まるでモーターボートを操るかのような新感覚だ。前輪が2輪でありながらステアしないためフロント形状はコンパクトでユニークだ。絞られた後輪に重心を置くスタイルも新鮮である。日本で生まれた、モビリティ・デザインの新種に拍手を送りたい。

担当審査委員| 山田 晃三   羽藤 英二   原 研哉   森口 将之  

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