GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ウッドタイル [ウッドタイル ボーダータイプ]
事業主体名
住友林業株式会社
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
住友林業株式会社 (東京都)
住友林業クレスト株式会社 (愛知県)
受賞番号
13G040409
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

フロアや階段材を製造する際の端材をリデュースし細いウッドピースへ加工。木質パネルへ組み込み内装化粧材に仕上げました。ウッドピースは木質建材の端材、オーク、チーク、メイプル、ウォルナット、チェリーの他、本格焼酎いいちこの一部で使用された醸造樽を解体し、リサイクルした樹齢100年以上のオーク材もあります。

プロデューサー

住友林業株式会社 住宅事業本部 資材物流部 部材開発グループ 鈴木千晴

ディレクター

住友林業クレスト株式会社 開発部 丹羽紀之

デザイナー

住友林業クレスト株式会社 開発部 浅野隆一

詳細情報

http://sfc.jp

発売
2013年2月1日
販売地域

日本国内向け

設置場所

沖縄除く全国

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

自然素材が持つ視覚的なやすらぎと手に触れて感じる温かみは人の心を穏やかに癒してくれます。また、ウッドピースは無垢材のためひとつとして同じ木目はありません。お客様ごとに異なる木の表情と経年によって変化する色彩をお楽しみいただくことができます。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

細いボーダーが空間を広く見せます。また、子供部屋には明るい樹種が穏やかな空間を、寝室には深みある樹種で落ち着いた雰囲気を提供できます。更に、ウッドタイルの前にテーブルなどを置き、好きなものをディスプレイするなど趣味の演出にも効果的です。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

木工職人のわざの再発見。いいちこ樽は樽の丸み部分を機械で加工できず、切り出しからほとんどが手作業です。熟練職人の経験が均等なウッドピースを生み、均一な美しさを作りました。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

銘木を無駄にしない取組み。木材は保続可能な素材でありながらも、成育には長い年月を必要とします。それゆえ、無駄なく大切に使いながら、育て守ることが大切です。自社品生産過程で排出される端材を自社製品へリデュースすることで「木」の専門企業としての責任を果たします。

ユーザー・社会に伝えたいこと

長い時間をかけて育った木を最大限に活用することが当社の果たす責任です。そして銘木を手頃な価格で多くの方々に触れてもらいたい気持ちから本来、破棄されてしまう銘木の端材を活用し、シンプルに仕上げました。いいちこ樽は醸造という役割を終えた銘木を新たなモノへ作り変えることで木への感謝の気持ちを込めています。木はリサイクルできる最も身近でエコな素材であることをお客様へお伝えできればうれしいです。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

住宅の一部の部材としてご購入いただけます。実物は新百合ヶ丘展示場等でご覧いただけます。
ニュースリリース

審査委員の評価

建材の端材を再利用し、細い棒状に加工した基本材を木質パネルに組み込むことで内装化粧材に仕上げているが、木質建材の製材後の端材は天然木の無垢材のそれぞれの表情が豊かで、パネルに組み込んでパターン化した化粧材となっても無垢材それぞれの表情のばらつきとウッドピースを細い棒状にしたものをパターンに配列することで、天然木質のばらつきをパターン配列により吸収し、無垢材の素材感、そして製品としての安定感の絶妙なバランスを生み出している。通常、壁面の内装化粧材はタイルや印刷物などの工業製品による均一性を重視しているものが多いが、同商品は天然素材としての特性を活かしつつ、焼酎の醸造樽の解体材を再利用したり、様々な樹種の無垢材を使用しながら、端材や再生材料の活用に新しい用途を見いだしている点においても高く評価する。自社製品の加工プロセスで排出される端材を再利用して製品化することで、木材を専門とする会社としての社会規範にも繋がる有意義な取り組みであり、これからの木材産業の大きな指標となる点も評価した。

担当審査委員| 五十嵐 久枝   橋田 規子   服部 滋樹   吉田 龍太郎  

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